iPhoneやiPadなどのiOSデバイスにサードパーティ製のアプリをインストールしている場合、つまり“脱獄”ではないけれどAppleのApp Storeからの正規のダウンロードでもないアプリをインストールしている場合には、数日後あるいはiPhoneの再起動後に証明書の期限切れによって使用できなくなる可能性があります。実際、ここのところのTuTuAppをはじめ、AppValley、TweakBoxなどを使用していて、証明書が取り消されることが頻発しており、サードパーティ製のアプリが機能しなくなる問題が発生しています。この面倒な問題を解決してアプリを動作させるには、アプリを再度インストールし直す必要があり、手間を惜しむものではないにしろ非常に迷惑でストレスのかかる問題となっています。
ここに朗報があります。開発者のJoe Shenton氏は、iOSデバイスから取り消されたサードパーティ製アプリを保護し、Appleの証明書取り消しによるエラーを修正する新しい方法を発明し、公開しています。これはプロファイルをインストールする一度だけのプロセスで、サードパーティのすべてのアプリがクラッシュするのを防ぐことができます。
そして、iOS 11をはじめ、iOS 10およびiOS 9を実行するiPhone、iPad、iPod Touchを含むすべてのiOSデバイスで有効な方法です。
TuTuAppなどサードパーティ製アプリの証明書取り消しエラーを修正する方法
- まず、iOS 11、iOS 10またはiOS 9のいずれかで動作するiPhoneなどのiOSデバイスでSafariを起動し、アドレスバーに「antirevoke.us」または「vpn.appnation.vip」「www.iosem.us/app/install-screen/novoke.html」のいずれかのサイトにアクセス(「antirevoke.us」と「vpn.appnation.vip」はすでに使えなくなっているようです)を試みてください。
- すると、歯車アイコンが表示され「Please wait 5 seconds」ということでしばらく待つと、「このWebサイトは“設定”を開いて構成プロファイルを表示しようとしています。許可しますか?」メッセージが表示されるので[許可]をタップします。
- 構成プロファイルをインストールする画面が表示されるので、ここで[インストール]ボタンをタップし、[パスコードを入力]します。
- 「承諾」画面で[次へ]、「警告」画面で[インストール]ボタンをタップします。
- 画面下に表示Sれる[インストール]ボタンを再度タップすれば、「インストール完了」です。[完了]ボタンをタップしてSafariを閉じましょう。
- iPhoneの設定アプリを開いて、[設定]→[一般]→ [VPN]へと移動し、証明書が正常にインストールされているかどうかを確認します。「Anti Revoke」が以下のように表示されていれば準備が整っていることを意味します。ここで「状況」を[接続]したり、[設定]直下の[VPN]サービスを有効にする必要はありません。そのままにしておきます。
「Anti Revoke」証明書がiOSデバイスにインストールされると、TuTuAppやAppValley、TweakBox、そしてGBA4iOSやPopcorn Timeなどのサードパーティのアプリは取り消されることがなくなり、動作を停止しなくなります(いくつかのアプリでは実際に動作しているように思われます。動作しない場合には教えてください)。
これは、サードパーティ製のアプリをたくさんインストールしたいと思っているすべてのiOSユーザーにとって、是非とも欲しかった必須のトリックですね。
この記事へのコメント
プロファイル入れてもtutu動作しないよ
tutu 脂肪
騙された
本日anti revolkeを入れていてもtutu helperが動かなくなったのでまともに動いてないですねぇ。
同じ機種、同じiosバージョンの3台で試してみた
1台は機能している、2台は機能していない
やっぱり出来ない
検証解除を待ちます
追伸:動作停止後(Appを検証できません)はダメなんですかね?
これできない人はオンデマンド接続をオンにしたらできると思う
別サイトで
「エンタープライズアカウントで署名した場合のみ有効です。」
と書いてあるいました。
自分はエンタープライズアカウント自体よくわかってないので何とも言えないのですがそれが原因では?