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【iOS 11】新機能「ARKit」をサポートするiPhoneなどのiOSデバイスリスト

Appleが6月のイベントで発表し、即日開発者向けにベータ版がリリースされたiOS 11に搭載された新しい機能として仮想現実の世界を撮影できる「ARKit」は大きな反響を呼びました。多くのユーザーはこの機能がiOS 11の動作するiPhone、iPadおよびiPod touchのすべてのiOSデバイスで動作すると思っているかもしれません。

ARKit-iOS11

そして、AppleもARアプリ「ARKit」が動作する、互換性のあるiOSデバイスについて触れてないように思われます。iOS 11をサポートするiPhoneなどのiOSデバイスが、イコールARアプリ「ARKit」をサポートという構図にはならない点に注意が必要です。


多くのユーザーは、ARKitはiOS 11をサポートするすべてのiOSデバイスで動作すると考えていることでしょう。しかし、そういうわけにはいかないようです。ARKitは単純にハイエンドのiPhoneやiPadであれば動作するというわけではありません。問題は使用しているiOSデバイスに搭載されるチップにあります。A9、A9X、A10、およびA10Xチップを搭載するiOSデバイスであることというのが答えになります。

つまり、iOS 11の新しい「ARKit」アプリを動作させるためには、A9または最新のチップを搭載したiPhoneとiPadである必要があります。ということで、ARKitアプリが動作するiPhone、iPadおよびiPod touchなどのiOSデバイスのモデルをチェックしておきましょう。

「ARKit」アプリに対応するiOSデバイスは?

iOS 11がサポートするiPhone、iPad、iPod touchのiOSデバイス一覧の中には、「ARKit」アプリをサポートしないデバイスが含まれています。以下、iOS 11に対応するiOSデバイスのうち、太字のものだけが「ARKit」アプリをサポートしています。ご注意ください。

iPhone

  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone 6
  • iPhone 6 Plus
  • iPhone SE
  • iPhone 5s

iPad

  • 12.9インチiPad Pro(第2世代)
  • 12.9インチiPad Pro(第1世代)
  • 10.5インチiPad Pro
  • 9.7インチiPad Pro
  • iPad Air 2
  • iPad Air
  • iPad(第5世代)
  • iPad mini 4
  • iPad mini 3
  • iPad mini 2

iPod

  • iPod touch(第6世代)

上記のように、iPhoneではA7チップを搭載するiPhone 5s、A8チップのiPhone 6/6 Plusが「ARKit」アプリ非対応として外れます。また、iPadでは、A7チップのiPad Air、A8XチップのiPad Air 2、そしてmini系ではA7チップ搭載のiPad mini 2、iPad mini 3、そしてA8チップ搭載のiPad mini 4のすべてが「ARKit」アプリ非対応となります。A8チップ搭載のiPod touch(第6世代)も残念ながら「ARKit」アプリ非対応です。

iOS 11の公式リリースが間近に迫ってます。ARベースのアプリやゲームがたくさん登場することが想定されます。もし、使用しているiOSデバイスでこれらのすばらしいAR体験をお望みの場合には、まずは自分のiOSデバイスが「ARKit」アプリに対応している必要があります。準備の時間はあとわずかです!

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ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!

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