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9月12日に発表に向けて、 iPhone 8について知っておきたい予備知識

次世代iPhoneのラインナップを発表してからちょうど1週間、Appleは今年もiPhoneのリリースパターンを変えたようです。そう、今年は2つではなく3つの異なるiPhoneモデルをリリースする予定です。

iPhone8

元々はラインナップはただ1つのiPhoneでしたが、2014年にラインナップを2つに切り替えました。そして、今回は3つのiPhoneモデルが登場し、これまでの「s」ブランドは廃止されると思われています。そう、今年登場するのはiPhone 8になると多くのアナリストが証言しています。その結果は、Appleは9月12日(日本時間13日午前2時)に製品発表イベントで公開されます。

新しいiPhoneの名称は?

来週9月12日にAppleの新しいキャンパス(スティーブ・ジョブズ・シアター)で、間違いなく3つの新しいiPhoneモデルが発表されるでしょう。そしてそれは「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」そしてiPhone10周年記念の「iPhone 8」ではないかと思われていましたが、実際には「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」、そして私たちがiPhone 8と呼んでいモデルは「iPhone Edition」または「iPhone X」ではないかと言われています。「s」ブランドは廃止ということでしょうか?

これまで、Appleの新しいiPhone「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」は、昨年のiPhone 7と7 Plusの「s」モデルとなる予定でした。当然、大きな内部アップグレードはありますが、大きなリデザインなどはありません。特徴的なのは、ワイヤレスチャージをサポートを可能にするために背面をガラスで加工するほか、いくつかの重要なハードウェアの違いがあります。

iPhone 8は新しいデザインで登場する新しいiPhoneです。これは3年前に登場したiPhone 6シリーズを思い起こさせる出来事です。2012年のiPhone 5までのデザインを踏襲するiPhone SEもありますが、iPhone 6 sシリーズ、そしてiPhone 7とこれまで3年間馴染んできたデザインからの決別ということになります。それは嬉しい、ワクワクする出来事であることは確かですね。

高額な価格帯

ベンジャミン・ジェスキン氏がiPhone8のストレージ容量と価格情報をTwitter上に公開しています。Appleに勤務する友人を持つ友人から(ややこしい!)得た情報としていますが、ちなみにAppleの発表会の日程(現地時間9月12日)を公開される前に言い当てたのがベンジャミン・ジェスキン氏です。


これまでもiPhoneは高価でしたが、次期モデルでは一段高となることは必至です。スマートフォンとしては前代未聞の1,000ドル超が確実?日本での価格は最低でも11万円となり、ストレージなどオプション設定を加えた場合にはさらに高くなります。

わずかに大きくなる本体サイズ

サプライチェーン「TechnoBuffalo」のレポートによると、「iPhone 7s」および「iPhone 7s Plus」のサイズは現行のiPhone 7およびiPhone 7 Plusより若干大きくなるようです。

IPhone_7s-Size

リークされた「iPhone 7s」と「iPhone 7s Plus」のサイズ

  • iPhone 7s:138.44×67.26×7.21mm
  • iPhone 7s Plus:158.37×78.10×7.41mm

現行モデル「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」のサイズ

  • iPhone 7:138.3×67.1×7.1mm
  • iPhone 7 Plus:158.2×77.9 x7.3mm

iPhone 6シリーズからiPhone 6sシリーズになった時も厚みが変更になりましたが、この時は“わずか”の値は「0.2mm」だったためiPhone 6シリーズのケースをそのまま使い続けることができました。これに今回のiPhone 7sシリーズでの厚みの増加分「0.11mm」を加えると、今まで使用していたケースの限界を超えることになるでしょう。このため、ユーザーはケース代金の出費を迫られることになりそうです。特にフィット感のある保護ケースを使っている場合には機種変更とともに使用できなくなる可能性があります。

消えるホームボタン

Appleは新しいiPhoneのホームボタンとTouch ID指紋センサーを取り除くことで、ボディに対する最高のスクリーン比を最大化したデザインをユーザーにもたらします。ディスプレイの側面及び下には薄いベゼルがあるのみです。ただし、同様のデザインが画面上部にも展開されるものの、スピーカー、前面カメラ、およびその他のセンサーを含む大きなノッチが目を奪います。


すでに物理ホームボタンを排除したAndroidスマートフォンでは、画面下部にスクリーンバージョンのホームボタンを設置しています。iPhone 8の場合には、このようなホームボタンの設置方法は行わず、リアルおよびソフトのホームボタンもどちらもなくなると考えられています。上の画像にあるようにジェスチャーコントロールと新しいドック(現行のMacのような)を使って操作することになりそうです。

もちろん、ホームボタンが消滅するので、Touch IDは存在しなくなります。どうも、Touch IDの代替となるのは顔認証技術ということになるようです。

顔認証

iPhone 8は、LCD画面の代わりにOLEDディスプレイを搭載した最初のiPhoneとなり、画面上部には顔認証のための新しいハードウェア「3D感知カメラ」が設置されます。この顔認証機能には、赤外線技術が使われ、暗闇でも顔をスキャンできるようになっています。確かにベッドに入っていても安心して使うことができるかもしれませんが、これまでの指認証と違い、いちいちiPhoneを見つめなければいけないのは煩わしいと思うユーザーも多いかもしれません。

ワイヤレス充電

「充電ケーブルに接続するのは面倒」というiPhoneユーザーは多いかもしれません。iPhone 8にはワイヤレス充電機能が装備されると言われており、こうした面倒くさがりのユーザーだけでなく多くのユーザーにとっても朗報です。ただ、残念なことに、Androidのワイヤレス充電機能搭載デバイスで概ね搭載されている最新の「無線高速充電」技術ではなく、旧来の低速無線充電技術を搭載するのではないかとの噂もあります。

また、iPhone 8のワイヤレス充電機能については、既存のワイヤレス充電器との互換性も疑問の残るところです。ちなみに、Apple WatchではQi充電規格によるワイヤレス充電をサポートしているものの、既存のワイヤレス充電器との互換性はありません。

その他

iPhone 8には新しいA11プロセッサーが搭載されます。このパフォーマンスは実証済みなので、期待されるところです。この他、5.1インチの有機EL「AMOLED」ディスプレイ、デュアル12メガピクセルのリアカメラおよび7メガピクセルのフロントフェイスカメラ、3GBのRAM、64GBまたは256GBのストレージなどが装備されるのではないかとの噂やリーク情報が流れています。

Appleは来週9月12日にiPhone 8を発表し、9月15日から予約受付を開始するものとされています。本当に「s」ブランドは無くなり、「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」、そして「iPhone Edition」または「iPhone X」とのアナウンスを聞くことになるのでしょうか。Appleの新しいキャンパス「スティーブ・ジョブズ・シアター」でその事実は告げられることになります。

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ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!

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