Appleは新しいiPhone X（テン）で操作方法を大きく変更しました。Appleがスティーブジョブズシアターで行われた「Apple秋の新製品発表会」で発表したiPhone Xには、これまでのiPhoneと異なり「ホームボタン」がありません。このことは、スクリーンショットの撮り方だけでなく、コントロールセンターや通知センターの起動やアクセス、有効化の方法を完全に変更することになりました。
iPhone上のコントロールセンターは、iOSのさまざまなショートカットにアクセスするための優れて便利な機能です。また、通知センターも自分への各種情報を得るために特化した機能です。コントロールセンターは、2013年にiOS 7で追加された主要機能のひとつでした。画面の下からスワイプするだけでアクセスできます。また、通知センターは画面上からスワイプするだけでアクセスすることができます。しかし、その時代はiPhone Xによって変更されました。
iPhone Xのコントロールセンターおよび通知センターにアクセスする方法はこれまでのiPhoneとは完全に異なります。これまでのように画面の下から上にスワイプすると、コントロールセンターではなくホームとアプリの切り替え機能が作動します。また、通知センターもこれまでのように上から下にスワイプしようとすると、そこにはiPhone Xの切り込みがあります。iPhone Xのコントロールセンターと通知センターはどこにシフトしたのか？
iPhone Xでコントロールセンターと通知センターを表示する方法
答えは、画面上部の切り込みがヒントのようです。この切り込みを境にして左サイドで上から下にスワイプすると通知センター、右サイドで同様に上から下にスワイプするとコントロールセンターが表示されます。
そう、iPhone Xの場合には、左上の部分のみが通知センターを、そして右上の部分のみがコントロールセンターを起動するように動作します。
混乱しがちですが、iPhone 8とiPhone 8 Plusではこれまで同様に、画面の上から下にスワイプして通知センター、画面の下から上にスワイプしてコントロールセンターを作動させることができます。
iPhone 8の購入を見送ってiPhone Xにかけているユーザーも多いことと思われます。「iPhone X」は10月27日(金)に予約開始、11月3日(金)に発売開始されます。お忘れなく！
