Unicode Consortiumは昨日6月23日に、72種類の新しい絵文字を含む7,500文字を追加した「Unicode 9.0」を正式リリースしました。そして、実際にこの新しい72種類の絵文字を含むUnicodeが実装されるのはiOS 10の正式バージョンからと想定されています。今すぐ、使ってみたいですか?
すでに「iOS 10 Beta 1」をiPhoneに試しにインストールしている場合にも、現在新しいUnicode 9.0は実装されておらず、使用することは出来ません。
この新しい「Unicode 9.0」をiOS 9やiOS 10 Beta 1の現在の環境で試してみたい場合には、以下の方法が有効です。“脱獄”の必要もありませんので、ご安心を!
今すぐ「Unicode 9.0」の新しい72種類の絵文字を試す方法
- まずは、iPhoneでSafariを起動して「Emojipedia」サイトを開きます。このページには現在、「Unicode 9.0」で公開された72種類の絵文字が掲載されています。
- 表示画面を下にスクロールしていくと「Emojis from Emojipedia 3.0 are displayed below.」と書かれた文字下に、今回公開された72種類の絵文字が並んでいます。ここで絵文字を選んで[コピー]します。
- コピーしたら、Safariは閉じて、ホーム画面から「メモ」アプリを立ち上げ、新規メモページを開きます。
- 新しいメモに、先ほどコピーした内容をペーストします。
- 新しい72種類の絵文字がメモページに表示されましたね。使いたい絵文字をタップして[コピー]します。
- メッセージアプリなど、絵文字を送信したいアプリを開いてペーストすれば、そのまま送信することができます。
これで、一足お先に新しい「Unicode 9.0」の72種類の絵文字を使用することができます。ただ、この場合、メモアプリを開いてコピーして、メッセージアプリなどを開いてペーストしなければなりません。ちょっと面倒ですね。やっぱり、iPhoneのキーボードから絵文字は入力したいですね。それにはiOS 10に搭載されるのを待つしかないですね。Appleは、ひょっとしたら以降公開するiOS 10のベータ版で搭載してくれるかもしれません。
ただ、現時点ではこの方法で新しい72種類の絵文字を楽しむことができるのは嬉しいですね。メッセージに絵文字を多用するユーザーにとっては、この方法はちょっとした発見ですね。
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