脱獄不要で、Cydiaライクなインストーラアプリとして人気の「Mojo」が「署名」の期限切れでインストール出来ない状態になっています。日付を見ると、7月16日で期限切れとのこと。ショック!
「Mojo」はCydiaライクな、Safari上からインストール出来るシンプルなアプリベースのインストーラで、“脱獄”していないiPhoneに簡単にインストールすることができます。
現在、7月19日にリリースされたiOS正式版最新バージョン「iOS 9.3.3」まで“脱獄”することができます。“脱獄”はしたくないけど、通常のiPhoneでできないことを試してみたいというユーザーには、「Mojo」はとても便利なアプリでした。
現在、「Mojo」のインストールを試すと以下のように「署名」が切れていることから、インストールすることができない状態になっています。
「Mojo」をiPhoneにインストールしてみる
通常の「Mojo」インストール プロセスを実行してみました。試した機種はiOS 9.3.2のiPhone 5s、iOS 9.3.3のiPhone 6s、そしてiOS 9.3.2のiPad Proの3機種です。以下の手順、画像はiPhone 6sで試したものですが、その他の機種でも同様でした。
- iPhone上でSafariを起動し、「Mojo」のインストールサイト(URL:https://mojoinstaller.co/)にアクセスして、Mojoインストーラページが表示されたら画面下のリンゴマークの「Install directry from your iDevice」ボタンをタップ。
- 「INSTALL MOJO」の画面では、「What does this do?(何をするのか?)」といった説明が書かれていますが、通常インストール同様に気にせずに、紫色の「Build Custom Profile」ボタンをタップします。
- すると、Safariブラウザから切り替わり、「プロファイルをインストール」ページが表示されます。この時点で通常とは違う変化が見えますね。通常であれば「署名者」下に緑の文字で「検証済み」と表示されるところ、今回は赤字で「未検証」となっています。気にしながら、右上の「インストール」ボタンをタップします。
ちなみに、画面左下の「詳細」ボタンをクリックする…。「署名用証明書」が期限切れということがわかります。
- もう結果はわかってしまいましたね。「インストール」ボタンを押して表示された画面には「“Mojo Installation”の真正性を確認できません。」というメッセージが表示されました。それでも再度「インストール」ボタンを押して先に進みます。
- ポップアップメニューが表示されるので、赤字の「インストール」ボタンをタップします。
- 「プロファイルをインストールできませんでした」メッセージが表示され、「サーバー証明書は無効です」
ということで、現在「Mojo」を上記サイトからインストールすることはできなくなっています。この場合、構成プロファイルを作成後にインストールしようとした際に自動署名される証明書が、期限切れになっていて“未検証”となってしまいます。Mojoサイドで証明書を更新、または既存の証明書と入替えるなどしない限り、ユーザーはこのサイトにある「Mojo」をインストールできません。残念!
追記
zombieさん、ベアトリスさんから
ipadmini4 9.2.1(8月15日時点)、iOS10ベータ版(8月30日時点)でインストールできることが確認できたとコメントを頂きました。最新バージョンのiOSでインストールが出来ない場合は、上記のバージョンを試してみてはいかがでしょうか。(zombieさん、ベアトリスさんありがとうございます!!)
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この記事へのコメント
ipadmini4 9.2.1で本日試しましたら…
インストール出来ました!
お知らせ、ありがとうございます。
今日ios10のベータ版で試したら出来ました!
おおおおお!お知らせありがとうございます!
追記させていただきます!
署名切れについては、日付を、「期限切れ ○○年○月○日」と表示されている日時より前に、日付を設定すれば、インストールできますよ。(日付は 設定→一般→日付と時刻(?)より設定可能です。)他のプロファイルの署名切れについてもこの方法で対処できます。