iPhoneを使っていると、突然画面が下に移動して、画面上部に黒い空白が出現することがあります。出現した画面の黒くなった部分をタップ、またはホームボタンをおすことで消えますが、なぜこのようなことがおきるのでしょう。iPadではマルチタスク機能というTwitterと同時にSafariを使用するなど画面を分割して異なるアプリを起動、操作することができますが、この現象はそのような意味のあるものではなく、ただの黒い空白が出現します。今回はこの、突然黒い空白が出現する原因と、出現させないための対処方法を紹介します。
突然画面上部に出現する黒い空白
他のアプリを開こうとしてホームボタンをおしている時など、突然表示している画面全体が下に移動して、画面上部に黒い空白が出現します。
出現してしまった際は、画面上部の黒い部分をタップ、またはホームボタンをおすと、下に移動していた画面が上に戻ってきて表示画面は元に戻ります。この黒い空白、なぜ出現するのか原因を知らないと、突然出現するので、鬱陶しいですよね。
黒い空白が出現する原因
この黒い空白が出現する原因は、iPhone6が登場してから画面サイズが大きくなり、片手操作で画面上部に指が届かない場合、表示している画面を下に下げて操作性を上げる「簡易アクセス」という機能が追加され、その「簡易アクセス」機能をオンにしていることが原因です。
この「簡易アクセス」機能は、ホームボタンをダブルタップ(2連続で軽く触れる)すると動作します。よく他のアプリを開こうとして黒い空白が出現してしまうのは、ホームボタンを2連続で押しこむということとホームボタンに2連続で触るというのが似ているからかもしれませんね。
黒い空白を出現させなくする方法
iPhone7ではホームボタンの仕様も変更となり物理ボタンではなくなったため、「押し込む」という動作と「触れる」という動作が混ざりやすく、iPhone6などを使用していた時よりも、この「簡易アクセス」機能の誤作動がかなりの頻度で発生するような感じがします。普段からあまり使用しないのであれば、設定から「簡易アクセス」機能を「オフ」にしておきましょう。
- 「設定」→「一般」をおします。
- 一般設定メニューが表示されるので、画面中部にある「アクセシビリティ」をおします。
- アクセシビリティ設定メニューが表示されるので、画面中部からやや下にある「簡易アクセス」のチェックを外せば(チェックが外れていると灰色になる)完了です!
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— moshbox (@moshboxjp) 2016年9月21日