iOS 10リリース後初となるメジャーアップデート版iOS 10.1の開発は順調に進んでおり、 Appleは10月11日にベータ版第3弾となる「iOS 10.1 Beta 3」を開発者およびテスター向けにリリースしています。今回のベータ版リリースは開発者とテスター向けが同時にリリースされましたが、通常は開発者向けリリース後にテスター登録した一般ユーザー向けのパブリックベータ版がリリースされ、タイムラグなしで最新のベータ版を試すことができます。ただ、無料のデベロッパー登録をしているユーザーやテスター登録をしてない一般ユーザーは、この最新のOSを試すことができません。試してみたいですか?
Appleではもともと、有料の開発者向けベータ版ソフトウェアのインストールに際して、デベロッパーアカウントを持たないユーザーを防止する目的からiOSデバイスのIMEI登録を義務付けていました。ただ、多くのユーザーがその回避策を見つけてはiOSベータ版をインストールしてしまうことから、現在では開発者向けiOSベータ版へのアクセス権を持つiOSデバイスであれば、iOSの最新ベータ版をインストールして試すことができるようになっています。
もちろん、iOSベータ版のプロファイルにアクセスできるのは有料のデベロッパー登録しているユーザーのみです。ただ、先ほど話したようにiOSデバイスのIMEI登録はないので、デベロッパーアカウントを有する友人や知人からそのアカウント情報を取得することで最新ベータ版を試すことは可能です。そうした友人や知人がいない場合には以下のiCrackUriDeviceのYouTube動画を参照してみてください。
ちなみにiOS 10.1では、iPhone 7 Plusでのみ使用できる新機能「ポートレートモード」が搭載される予定です。新機能「ポートレートモード」は、人を中心に撮影した際にその背景をぼかして一眼レフカメラ風に撮影することができます。また、この他にも「FeliCa」への対応、iMessageのさらなる進化などが挙げられます。