最新のファームウェア「iOS 10.1.1」にアップデートしたユーザーから、バッテリーの消耗が異常に早くやなり、バッテリー残量がまだあるにも関わらずシャットダウンしてしまう深刻な問題が数多く報告されているようです。
Appleでは「iPhone 6s Program for Unexpected Shutdown Issues」の情報公開とともにiPhone 6sの「バッテリー無料交換プログラム」を開始していますが、この問題はこれとは別にデバイスの種類もiOS対象デバイス全般に及びます。「Business Insider」をはじめ、「 PCMag」や[
BGR」など多くの米国のニュースブログサイトがユーザーのツイートを含め報告しています。
Awesome! My iPhone 6s just completely died with 43% battery life left. Thank God for iOS 10.1.1-Not! #ios10battery
— Mark Materna (@MarkMaterna) 2016年11月19日
@AppleSupport is there an iOS problem with battery life? 5 phones in my house have suddenly got battery problems. All iOS 10.1.1. 4s,5s & 6s
— Katebaglin (@katebaglin) 2016年11月15日
報告されている問題は、バッテリー残量がまだあるにもかかわらず突然シャットダウン、電源が落ちてしまうというものです。この症状はバッテリー残量の容量に関係なく、またデバイスもiOS 10.1.1を搭載するiPhone 5sデバイス以降で発生しているものの、iOS 10.1.1以外にもiOS 10.1や「iOS 10.2 betaなどでの報告も上がっており、ハードウェアの問題であると考えられているようです。
Appleでは先にiPhone 6sの「バッテリー無料交換プログラム」を開始したばかりですが、iPhone 6sだけでなく他のデバイスへと波及する勢いです。これに対してAppleでは現在のところ沈黙を保っているようですが、今後何らかのアクション、発表があるものと思われます。