「おやすみモード」設定は、仕事中や睡眠中に誰にも邪魔させない「すべての着信とメッセージの受信を知らせない」設定を行うことができます。また、緊急の電話だと思われる複数回着信の電話に限って「通知」してくれる設定なども行うことができます。でも、それが誰だかは判断できませんね。iOS 10デバイスでは、「おやすみモード」でも連絡先設定で個別に着信とメッセージの受信を知らせてくれるように設定することができます。
「おやすみモード」設定をオンにすることで、アラーム以外の通知は発生せず、仕事に集中したり、眠りを妨げるノイズは無くなります。ただ、重要な人からの通知まで除外されてしまいます。「おやすみモード」設定をオンにしていても、特別な人からの「着信とメッセージ」だけは知らせてほしいですよね。Appleは重要な着信に気づけるように設定する方法を用意しています。
「おやすみモード」で個別の連絡先からの「通知」をオンにする方法
- まずは、「連絡先」アプリを開いて「着信拒否モード」でも通知を有効にしたい相手の連絡先を開き、画面右上の「編集」ボタンをタップします。
- 「編集」画面を下スクロールしていくと、「着信音」および「メッセージ」項目があり、「デフォルト」設定になっているかと思います。この 「着信音」または「メッセージ」をタップします。
- 「着信音」または「メッセージ」をタップすると、以下のようにそれぞれの設定画面が表示されます。ここで「緊急時は鳴らす」のトルグボタンをオンにします。
- 「緊急時は鳴らす」をオンにすると、連絡先の個別ページの「着信音」および「メッセージ」項目に、その設定「緊急時は鳴らす」が表示されます。
この「緊急時は鳴らす」設定は、「おやすみモード」がオンになっていても、連絡先個別にサウンドやバイブレーションを許可する方法です。「着信音」と「メッセージ」で許可設定を行うことができるので、必要に応じて両方、あるいは「着信音」「メッセージ」いずれかを設定することができます。これで特別な人からの連絡を逃すことはありません。「おやすみモード」を多用しても安心ですね。