Appleは本日2月28日(現地時間2月27日)、Mac向け最新OS「macOS Sierra 10.12.4」のベータ版第4弾となる「macOS Sierra 10.12.4 Beta 4」をデベロッパー向けにリリースしました。同時にiOS 10.3 Beta 4、およびwatchOS 3.2 beta 4をリリースしています。
今回のリリースは、macOS Sierra 10.12.4初のベータ版(1月25日)から1ヶ月あまり、beta 2(2月8日)よりほぼ3週間、そして前回のbeta 3(2月21日)リリースから1週間後のリリースとなっています。そして、これがリリースされる4番目のベータ版であることを考えると、AppleがmacOS Sierra 10.12.4の正式版を公開する日はそう遠い将来でないことが伺えます。
macOS 10.12.4では、すでにiPhoneおよびiPadにあるNight Shift機能がMacに導入され、夜になった時にブルーライトを抑えるように、時とともに画面の表示色をゆっくり変えてくれる目に優しい機能です。目の疲れを取り除き、よりバランスの取れた夜と睡眠体験を促進することができます。
また、macOS 10.12.4ベータ版には、Siri、Dictation、Apple PDF APIの変更も含まれています。
今回のmacOS Sierra 10.12.4 Beta 4アップデートでは、新たな機能追加などはなく、バグ修正やパフォーマンスの改善などブラッシュアップに重点が置枯れているようです。
開発者向けのmacOS Sierra 10.12.4 beta 4を試すには、Appleのデベロッパープログラムに登録しているユーザーであることが必要です。そして、MacBookやiMac、Mac miniなどのMacデバイスを持っているユーザーであればすぐにダウンロードすることができます。
すでにベータ版の設定プロファイルが使用しているMacにインストールされている場合には、Mac App Storeアプリの[アップデート]タブを更新することでアップデート情報が表示され、ダウンロード&インストールすることができます。あるいは、macOS Sierra 10.12.4 beta 4ファイルをAppleの開発者ポータルから直接ダウンロードすれば、Macに直接クリーンインストールすることもできます。