Appleは本日3月8日(現地時間3月7日)、Mac向け最新OS「macOS Sierra 10.12.4」のベータ版第4弾となる「macOS Sierra 10.12.4 Beta 5」をデベロッパー向けにリリースしました。
今回のリリースは、macOS Sierra 10.12.4初のベータ版(1月25日)から1ヶ月あまり、beta 2(2月8日)よりほぼ3週間、そして前回のbeta 3(2月21日)リリースから1週間後のリリースとなっています。そして、先週2月28日には beta 4がリリースされており、これが5度目のベータ版となります。AppleがmacOS Sierra 10.12.4の正式版を公開する日が近づいています。
macOS 10.12.4では、すでにiPhoneおよびiPadにあるNight Shift機能がMacに導入され、夜になった時にブルーライトを抑えるように、時とともに画面の表示色をゆっくり変えてくれる目に優しい機能です。目の疲れを取り除き、よりバランスの取れた夜と睡眠体験を促進することができます。
また、macOS 10.12.4ベータ版には、Siri、Dictation、Apple PDF APIの変更も含まれています。
今回のmacOS Sierra 10.12.4 Beta 5アップデートでは、新たな機能追加などはなく、バグ修正やパフォーマンスの改善などブラッシュアップに重点が置かれ、正式版公開への最終準備となっているようです。
開発者向けのmacOS Sierra 10.12.4 beta 5を試すには、Appleのデベロッパープログラムに登録しているユーザーであることが必要です。そして、MacBookやiMac、Mac miniなどのMacデバイスを持っているユーザーであればすぐにダウンロードすることができます。
すでにベータ版の設定プロファイルが使用しているMacにインストールされている場合には、Mac App Storeアプリの[アップデート]タブを更新することでアップデート情報が表示され、ダウンロード&インストールすることができます。あるいは、macOS Sierra 10.12.4 beta 5ファイルをAppleの開発者ポータルから直接ダウンロードすれば、Macに直接クリーンインストールすることもできます。