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Apple、iOS 10.3.1修正版をリリース。バグ修正およびセキュリティを強化し、32ビットデバイス(iPhone 5/5c)をサポート

Appleは4月4日(現地時間4月3日)、iPhone、iPadおよびiPod touch向けiOS 10.3初の修正バージョン「iOS 10.3.1」をリリースしました。iOS10.3.1は唐突にリリースされた感があり、今回のアップデート・バージョンにはベータ版が存在しません。

iOS_10_3_1

ただ、iOS10.3.1には重要な機能が追加されており、iOS 10.3で外された古い32ビットデバイスを再びサポートし、iPhone 5/5cでアップデートできるようになっています。ただ、この点についてAppleのリリースノートはiOS 10.3そのままで、一切触れられていません。iOS 10.3は、1月25日の最初のベータ版公開に始まり、2ヶ月に渡る長いプロセスを経ての正式版公開となりました。今回のiOS 10.3.1でもiOS 10.3バージョンの調整を経てのリリースであれば、幾度かのベータテストを行なっているものと思われます。

iOS_10.3.1Update

先週公開されたベータ版「iOS 10.3.2」は、iOS 10.3.1をスキップしていました。今回のアップデートを受けてiPhone 5/5cの32ビットデバイスのサポートがその要因だったと考えられます。また、今回のように唐突なリリースは、セキュリティ上に問題がある場合に行われるもので、32ビットデバイスをサポートしたほかに、バグ修正とセキュリティキュ強化が行われているようです。AppleはiOS 10.3.1のセキュリティコンテンツについて以下のように説明しています。

iOS_10_3_1Update-01

iOS 10.3.1では、以前のiOSバージョンを実行するデバイスで「スタックバッファのオーバーフローにより、範囲内の攻撃者がWi-Fiチップ上で任意のコードを実行できる可能性」がある脆弱性に対処しています。

尚、iOSデバイスでアップデートを行う場合には、[設定]アプリを立ち上げ、[設定]→[一般]→[ソフトウェアアップデート]よりOTA(Over The Air)で行うことが出来ます。

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ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!

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