Amazonでマーケットプレイス詐欺が増えています。というか、恥ずかしいことに、引っかかってしまった!! 詐欺にはいくつかパターンがあるようですが、自分のケースを書いておきます。
1.通常ではありえない安い値段で売っておいたら注意!
「マーケットプレイス」というのは、Amazon以外のショップや個人がAmazonに商品を出品できるシステムのことです。「マーケットプレイス詐欺(マケプレ詐欺)」は、このシステムを利用した詐欺。
「マーケットプレイス」と言っても、Amazonの中に特別なページがあるわけでなく、見た目はどの商品ページも同じ。違いは、商品名、価格の後の最初の説明文にある以下の記述。
①この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
②この商品は、〇〇〇が販売し、Amazon.co.jp が発送します。
③この商品は、〇〇〇が販売、発送します。
②③がマーケットプレイスの商品だが、詐欺が起こっているのは③。
以下、詐欺ページの商品を購入してしまった経緯を書くと、
(1)4月25日、一眼レフカメラが通常ではありえない安い値段(99%引き←普通この時点で気付くはずふだが、欲に目がくらんでしまいました!)で売っていた。商品は1人1台、10台限定。「2台以上購入の場合はキャンセルさせていただきます」という注意書きまであった。
(2)購入ボタンを押すとすると、「Amazon.co.jp ご注文の確認」メールが届いた
(3)さらに3時間半後に、「Amazon.co.jp 〇〇〇〇の発送」のメールが
届いた
(2)(3)のメールとも、いつもAmazonから届くメール。商品は「4月27日から5月2日の間に到着予定」とある。
だから、普通は疑いようがないのだが、あまりに安すぎるのが気になって、出品者をAmazonで検索。すると、こんな評価!
完全に詐欺!! どうするねん!!!
2.とにかくAmazonのカスタマーサービスに連絡する
で、どうしたかというと、Amazonのカスタマーサービスに電話して、「マーケットプレイス保証」の手続きを取った。通常はどうか知らないが、最近この手の詐欺が増えてるらしく、本人確認のみで電話で手続きをしてくれた。これで代金はカードから引き落とされるかもしれないが、後でAmazonから戻ってくる。
●カスタマーサービスへの連絡の仕方
電話、チャット、メールの3通りあります。
どの方法をとるにしろ、「カスタマーサービスに連絡」のページに行く必要があります。
<「カスタマーサービスに連絡」のページに行く方法>
「カスタマーサービスに連絡」のページにたどり着く方法はいくつかありますが、とりあえず2通りを紹介。
1.Googleで検索して出てくるヘルプページの「カスタマーサービスに連絡」をクリック。
2.Amazonから来たメールの「注文履歴」をたどってもいけます。メールの「注文履歴」>マーケットプレイス保証を申請>Amazon カスタマーサービスにお問い合わせください。
「カスタマーサービスに連絡」のページに行ったら以下のようにします。
1.お問い合わせの種類を選択してください
「発送済み」の商品のチェッックボックスをクリック
2.お問い合わせ内容を選択してください
「その他」を選択
3.お問い合わせ方法を選択してください
今回は「電話」を選択(チャット、メールの選択も可)。
「電話」をクリックすると「電話でお問い合わせ」画面になります。
電話番号を頭の0を省いて入力(「090・・・」だったら、最初の「0」を省いて「90・・・」と入力)。
「今すぐ電話が欲しい」をクリック。
画面に書いてある時間で電話がかかってくるが、かかってきてからもかなり待たされます
時間がないときはメールで連絡したほうがいいかもしれません。
(私の場合、夜中の1時でしたが、10分後に電話がかかってきて、それから20分くらい待たされました)
3.マーケットプレイス保証とは?
「マーケットプレイス保証」は、Amazonマーケットプレイスで購入した商品について、配送料を含めた購入総額を最高30万円まで保証する制度です。
「マーケットプレイス保証を申請」の説明を読むと、
1.申請前に、アカウントサービスから出品者に連絡をした
2.出品者に連絡し、2営業日が経過しても、出品者から返事がない
とあります。
注文履歴のページにも、「マーケットプレイス保証を申請」の上に「出品者に連絡する」とあります。
これはこれでありがたい制度なのですが、今回の場合は相手は詐欺をしようとしていることが明らかな出品者です。
無視してさっさとカスタマーサービスへ連絡しましょう。
電話連絡して「マーケットプレイス保証を申請」の手続きは終了。
ちなみに、Amazonに確認したら、カード情報の流出はない。
ただし、住所や名前は偽装出品者に知られてしまったのはどうしようもない。
(Amazonなんとかしろ!は別の話として)欲に目がくらんでマケプレ詐欺にあった自分が情けない。皆さんも、くれぐれお気をつけください。
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