iPhoneなどのiOSデバイスで新しいバグが発見されました。コントロールセンターをプルアップして、最下段にある時計、電卓、またはカメラにいずれかと、Night Shift、AirDropの3つのボタンを同時にタップすると、iOSデバイスがフリーズして再起動されるというものです。
この問題は、最初イタリアのサイトAmiciAppleで公開され、その後ブログニュースサイト9to5Macなどで次々に取り上げられています。最新のiOS 10.3.2ベータ版で動作するようだとのことですが、iOS 10.2.1など他のiOS 10デバイスでも同様に発生します。
試してみたい方は、iOSデバイスのホーム画面でコントロールセンターをプルアップして最下段にある時計、電卓、カメラのいずれかとNight Shift、AirDropのボタンを同時にタップしてみてください(3本の指で同時に押さなければならないので、指の太い人はちょっと難儀しそうです)。
いかがでしたか?わたしが試したところ、iOS 10.2.1及び10.3.1、iOS 10.3.2ベータを搭載するiPhone 7及びiPhone 6s、iPhone 6では完全に再現されました。ただ、9to5Macでは、この操作で再現されたと言っていますが、The Mac Observerサイトなどでは再現できなかったと言っています。iPhoneのデバイスによるものなのかは定かではありませんが、このフリーズ問題が発生しない場合もあるようです。
このバグが再現された場合には、デバイスがフリーズしてしまった後に、数秒で自動再起動されるようですが、手動での再起動を余儀なくされる場合もあるようです。
このコントロールセンターの特定の一連のアクションを実行して、iPhoneをクラッシュおよび再起動させたいユーザーは少ないと思いますが、ちょっとした驚きではあります。いたずら好きのユーザーであれば、友達や恋人などを驚かせたいと思うかもしれませんね。