Appleは本日5月16日(現地時間5月15日)、iTunesの最新バージョン「iTunes 12.6.1」をmacOSおよびWindows向けにリリースしました。
今回のiTunes 12.6.1修正版アップデートは、Appleの正式リリースノートによれば「アプリケーションやパフォーマンスが若干改善」されています。
Appleはこの最新のiTunesリリースノートにセキュリティ修正について触れていませんが、Windows向けのiTunes 12.6.1のセキュリティコンテンツページ「About the security content of iTunes 12.6.1 for Windows」には、WebKitの脆弱性に対する修正が掲載されています。この修正プログラムの詳細は以下のとおりです。
iTunes 12.6.1 for Windows
WebKit
Available for: Windows 7 and later
Impact: Processing maliciously crafted web content may lead to arbitrary code execution
Description: Multiple memory corruption issues were addressed with improved memory handling.
CVE-2017-6984: lokihardt of Google Project Zero
最新のiTunes 12.6.1にアップデートするには、MacユーザーはMac App Storeを起動して画面上部の[アップデート]アイコンをクリックして最新情報を受け取り、そこからアップデート版をダウンロード&インストールすることができます。また、Windows PCの場合には、iTunesを起動して画面上のメニュー[ヘルプ]→[更新プログラムを確認]、表示されたポップアップ画面から同様にアップデート版をダウンロード&インストールすることができます。
また、AppleのiTunesダウンロードサイト「iTunes – iTunesを今すぐダウンロード」に直接アクセスしてWindowsまたはMac用のソフトウェアを直接ダウンロードすることもできます。ちなみに、今年秋にはWindows StoreからもiTunesを直接ダウンロードできるようになります。