Appleは本日6月22日(現地時間6月21日)、iPhone、iPadおよびiPod touch向け次期iOS 11のベータ第2弾となる「iOS 11 Beta 2(Build:15A5304i)」をデベロッパー向けにリリースしました。
今回のリリースはiOS 11 beta 1リリース(6月6日)から2週間余り後のリリースとなり、iOS 11の今後の進化を占うことのできるアップデートです。
Appleは今年2017年のWWDCのオープニングで行われた基調講演でiOS 11のお披露目を行い、当日にはその初期のベータ版「iOS 11 beta 1」を開発者向けにリリースしました。その2回目となる今回の「iOS 11 Beta 2」リリースは、いよいよ次世代のiOS開発が本格化したことを意味します。通常、2週間周期でベータ版リリースとなることが多いのですが、今回は初期ベータ版リリースより2週間ちょっと(正確には17日)たってのリリースとなっています。公開後初となる修正版リリースとあって、デベロッパーアカウント登録されている開発者からのフィードバックが直接的に反映された結果でしょうか。
開発者は、このiOS 11ベータ2のダウンロードを即座に受けることができ、初期データ版に加えれたすべての変更を確認することができます。そして、Appleは開発者からのフィードバックを直接受けることにより、それを反映させてiOS 11をさらにブラッシュアップさせていくことでしょう。
この最新iOS 11のベータ版は、有料の「Appleのデベロッパープログラム」に登録しているユーザーで、iPhone、iPad、またはiPod touchデバイスを持っているユーザーであれば、iOS 11 Beta 2のIPSWファイルをAppleの開発者ポータルから直接ダウンロードし、iTunes経由でクリーンインストールすることもできます。
すでにベータ版の設定プロファイルがiOSデバイスにインストールされている場合には、設定アプリから[一般]→[ソフトウェアアップデート]からOTA(Over The Air)でダウンロード&インストールすることができます。
ちなみに、このiOS 11ベータ版は今のところApple Developer Programに登録されているユーザーにだけ提供されていますが、今月末にはApple Beta Software Programのテスター登録者も利用可能となります。