Appleは本日6月22日、次世代iOS 11のベータ版第2弾「iOS 11 Beta 2」を開発者向けにリリースしました。今回のリリースはiOS 11公開後、初の修正版となり、Appleはこの修正版で最初のベータ版のリリース後に報告された数々の問題やバグを修正しています。残念ながら、このベータ版を体験できるユーザーはApple Developer Programに登録されているユーザーのみで、一般のユーザーはApple Beta Software Programのテスター登録者向けのリリースを待つしかありません。
次世代iOS 11のベータ版第2弾「iOS 11 Beta 2」では、数多くの問題やバグの修正が行われていますが、まだクローズドの世界での開発ということができます。今年6月初旬(6月5日)でのWWDCで正式に発表されたiOS 11、当日には即デベロッパーにリリースされて、多くの開発者が体験するところとなりました。それから2週間あまり、ブラッシュアップされた「iOS 11 Beta 2」が利用できる環境となりました。
まだまだ、安定板を提供できる段階ではないことは確かですが、その変化を知りたい場合には以下のリリースノートを見ることができます。開発者であれば、このリリースノートを直接見ることができますが、何らかの方法で開発者以外のユーザーがこのiOS 11 beta 2をインストールすることができた場合には、このリリースノートをご覧になることで、問題を回避することに役立つかもしれません。ただし、全て英語ですが…。
iOS 11 Beta 2の変更点および既知の問題
今回リリースされた「iOS 11 Beta 2」は、初公開されたiOS 11初の修正版であり、まだまだ初期のバージョンです。データを失うことやデバイス自体の損傷を招く危険性もあります。試したい場合には、自分のメインで使っているiOSデバイスではなく、予備の古いiPhoneを使うなどして危険を回避してください。