iPhoneやiPhone Plusを使っていて、文字入力などでキーボードを使用する際に片手で入力しているというユーザーは多いんじゃないでしょうか。iOS 11ではiPhoneで使えるキーボードに片手で使用できるキーボード機能を用意しています。
iOS 10に搭載されているキーボードは、右手、左手のみを使っての入力に際してキーボードの位置を変えることはできません。地球マークのアイコンを長押ししても、キーボードを左右に切り替える機能は見当たりません。
Apple App Storeにはたくさんのサードパーティ製のキーボードがあり、特徴的な機能を搭載するなどしてユーザビリティを競っています。Appleは標準で左右のどちらの手でも片手で、より入力しやすいユーザーフレンドリーなキーボード機能をiOS 11に搭載するようです。
iPhoneで片手入力用キーボードを有効にする方法
左右どちらの手でも片手で文字入力するのに便利なこの片手用キーボードは、これまでの標準のキーボードを使うのと同じくらい簡単に表示することができます。
- 片手用キーボードを使用するには、まずは入力モードにする必要があります。メモアプリなど文字を入力するアプリを起動しましょう。
- 次に、ソフトキーボードの左下にある地球アイコンを長押ししてキーボード切り替えメニューを表示します。メニューの一番下にキーボードアイコンが表示されるので、左手のみで入力する場合には左サイドの、右手での入力であれば右サイドのキーボードアイコンをタップします。
- すると、何と!右または左に寄ったキーボードが表示されます。英語やローマ字(日本語)入力キーボードのみならず、日本語入力にフリックを使う場合でも右や左に寄ったキーボード入力が可能です。
この片手キーボード、iPhoneより大きいPlusなんかで重宝しそうですが、日本人や女性であれば反対側のキーに指が届かないということもあるのでiPhoneなんかでもとても便利な機能になりそうですね。
iOS 11の開発はまだ第2段階ということを考えれば、今後よりブラッシュアップされていくことが想定されるので、こうした仔細だけれどもユーザー思いの機能に期待したいところです。