昨日2017年7月20日にiPhone、iPadおよびiPod Touch向けiOS最新バージョン「iOS 10.3.3」が正式リリースされました。このアップデートでは、目立った機能追加はなく、機能改善と細かなバグの修正が主でした。ただ、多くのセキュリティ問題の改善が含まれており、ユーザーはアップデートすることが推奨されています。
アップデートが推奨されているものの、iOS最新バージョン「iOS 10.3.3」と5月16日にリリースされた前のバージョン「iOS 10.3.2」とではパフォーマンスに違いはあるのか気になるところです。iAppleBytesでは早速iPhone 6s、iPhone 6、iPhone 5s、そしてiPhone 5のiOSデバイス4機種による「iOS 10.3.3 vs iOS 10.3.2」のパフォーマンス比較動画を公開しています。
「iOS 10.3.3 vs iOS 10.3.2」パフォーマンス比較テストは、iAppleBytesがiOSの新しいバージョンが出るたびに行なっている恒例のテストです。手動での操作のため、正確性はやや疑問視されますが、そのパフォーマンスを比較、体感できるものとなっています。今回の比較対象iOSデバイスは、iOS 10対応デバイスであるiPhone 6s、iPhone 6、iPhone 5s、iPhone 5の4機種に最新のiOS 10.3.3およびiOS 10.3.2をインストールしたものを、それぞれ動作比較しています。
iPhone 6s:iOS 10.3.3 vs iOS 10.3.2
iPhone 6:iOS 10.3.3 vs iOS 10.3.2
iPhone 5s:iOS 10.3.3 vs iOS 10.3.2
iPhone 5:iOS 10.3.3 vs iOS 10.3.2
今回のテスト結果からは、最新バージョンのiOS 10.3.3の方がやや優っているように見受けられます。いかがでしょう?やはり、新しい機能はなく多くのセキュリティ改善や不具合修正などを行なったものの、安定性やパフォーマンスの向上が図られた結果と言えるのかもしれませんね。