Appleは本日9月20日(現地時間9月19日)、iPhone、iPadおよびiPod touchなどのiOSデバイス向けオペレーティングシステム最新バージョン「iOS 11」をリリース、最新ファームウェアを公開しています。ここでは、最新ファームウェアiOS 11.0の公開ダウンロードリンクを機種別に掲載します。このダウンロードリンクは、すべてAppleのオフィシャル・リンクなので安心してダウンロードすることができます。
「iOS 11.0」では、拡張現実(AR)やHomeKitをはじめ、App Store、Siriなどの数々の新機能が搭載されています。一方、iPhone 5/5cなどの古い32ビットデバイスがサポートから外され、また32ビットアプリも同様にサポート外となり、動作すらしないようになっています。iOS 11は今後10年の未来を占うとも言われ、新しさが際立つオペレーティングシステムと言えます。
iOS 11.0ファームウェア IPSWの機種別ダウンロードリンク
iPhone
- iPhone 5s (GSM)
- iPhone 5s (Global)
- iPhone 6 Plus
- iPhone 6
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone SE
- iPhone 7 (Global)
- iPhone 7 Plus (Global)
- iPhone 7 (GSM)
- iPhone 7 Plus (GSM)
- iPhone 8 (10,1)
- iPhone 8 (10,2)
- iPhone 8 (10,4)
- iPhone 8 (10,5)
iPad
- iPad Air (WiFi)
- iPad Air (Cellular)
- iPad Air (China)
- iPad Mini 2 (WiFi)
- iPad Mini 2 (Cellular)
- iPad Mini 2 (China)
- iPad Mini 3 (WiFi)
- iPad Mini 3 (Cellular)
- iPad Mini 3 (China)
- iPad Mini 4 (WiFi)
- iPad Mini 4 (Cellular)
- iPad Air 2 (WiFi)
- iPad Air 2 (Cellular)
- iPad Pro 9.7-inch (WiFi)
- iPad Pro 9.7-inch (Cellular)
- iPad Pro 12.9-inch (WiFi)
- iPad Pro 12.9-inch (Cellular)
iPod
iPhone 7/7Plusのファームウェアの見方
上記のファームウエアでiPhone 7および7Plusを見ると「Global」と「GSM」の2通りがあります。現状ではどちらのダウンロードリンクでも同じファイルがダウンロードされます。ただ、今後ダウンロードファイルの内容が変わることも想定されます。iPhone 7/7Plusのファームウェアをダウンロードする際には、自分のiPhoneが「Global」か「GSM」を判断する必要があります。iTunesにデバイスを接続して「概要」ページで所有するiPhoneが「Global」か「GSM」を知ることができます。
- iPhoneをMacまたはWindows PCに接続して、iTunesを立ち上げます。デバイスが表示されたら、「概要」ページを開きます。左サイドのメニュー右横に「最大容量」「電話番号」「シリアル番号」が表記されているので、その「シリアル番号」欄をどこでもいいので「alt/option」ボタンを押しながらクリックしてください。
- 「alt/option」ボタンを押しながらクリックすると、「シリアル番号」欄が「UDID」「ECID」などと切り替わります。「機種ID」が表示されたら、これが該当iPhoneのモデルということになります。
上記表示例では「iPhone 9,1」となっており、ファームウェアの機種表示「iPhone 7 (Global)」を意味します。その他のも含めたiPhone 7/7Plusの各モデルは以下の通りです。
- iPhone 9,1 → iPhone 7(Global)
- iPhone 9,2 → iPhone 7 Plus(Global)
- iPhone 9,3 → iPhone 7(GSM)
- iPhone 9,4 → iPhone 7 Plus(GSM)
iOSファームウェアは、「ipsw」や「OFW(Official FirmWare)」などとも呼ばれるiPhoneやiPadなどiOSデバイス用OSです。但し、このiOSファームウェアだけではアップグレードもダウングレードも行うことが出来ません。その際に必要になるのが、Appleが認証発行するSHSH(Signature Hash)です。Appleの認証発行が停止されると、そのバージョンへのフォーマットが出来なくなります。
9月20日現在、ダウングレードおよびアップグレード、再インストールできるiOSバージョンは、今回リリースの最新バージョン「iOS 11.0」と7月20日リリースの「iOS 10.3.3」の2つのバージョンのみとなっています。
すでにiOS 10.3.2以前のファームウェアについては署名(SHSH)発行を停止しており、ダウングレードおよびファームウェアのアップデートが不可能になっています。
ファームウェアに含まれるECID(unique chip id)とSHSH、デバイスごとに与えられている16文字のECID以外に、許可証となるAppleが発行する「SHSH」があることでアップグレードやダウングレードを行うことができるわけです。だからと言って、現在はファームウェアとSHSHがあればいいというものではありません。A5チップ搭載機種以降のiOSデバイスでは、Appleがその時点で認証を発行していないiOS6.x以上のバージョンへの復元は出来なくなっています。
The following two tabs change content below.ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!最新記事 by eswai (全て見る)