驚き!Appleによって10月5日、iOS 11とともに署名(SHSH)発行を停止したiOS 10.3.3が復活しています。理由は不明ですが、AppleはiPhone 6s限定でiOS 10.3.3へのアップグレード、再インストールまたはダウングレードが行えるように署名を再開しているようです。
この出来事を伝えているのは、ブログニュースサイトの「Redmond Pie」ですが、実際にiPhone 6sで試したところ、iOS 11.0.2からiOS 10.3.3へのダウングレードを行うことができました。
ということは、現在iOS 11やiOS 11.0.1、または最新のiOS 11.0.2を実行しているiOSデバイスを、なんらかの理由でダウングレードしたい場合にはiOS 10最後のファームウェアへのダウングレードが現在可能になっているということです。また、もちろん現在iOS 10.3.3あるいは、ゆえあってそれ以前のバージョンであっても、このiOS 10最後のファームウェアへのアップグレード、あるいは再インストールを行うことができます。ただし、それにはゆい一の条件があります。この際のiOSデバイスはなぜか「iPhone 6s」だけです。
AppleがiOS 10.3.3のデジタル署名を終了したのは10月5日のことです。Redmond pieがこの再署名の事実を知ったのが昨日10月6日です。理由は不明ですが、現在iOS 10.3.3への扉が再度開かれました。
このAppleのに署名(SHSH)発行の再開は、iPhone 6sデバイスのユーザーで、理由を問わず、iOS 10.3.3に戻りたい場合にはそれを叶えることができるということです。AppleがiOS 11に問題を抱える、iPhone 6sユーザーへの優遇処置なのか、まったく偶発的、あるいはAppleのプログラムミス、iPhone 6sだけに開かれたこの窓が何を意味するかは問いません。今ならiPhone 6sデバイス所有者であれば、誰にでもその扉が開かれています。
iPhone 6sでiOS 10.3.3に戻る必要があると感じている人は、今すぐに実行してください。この署名(SHSH)発行の再開が行われたiOS 10.3.3ファームウェアがいつまで有効であるかは定かではありません。すぐにでも閉ざされることも想定されます。実際、すでに一度停止しているのですから。Appleはそう長くない将来には必ず署名(SHSH)発行を停止するはずです。
iOS 10.3.3へのダウングレード、アップグレード、そして再インストールする必要のある場合には、以下の方法を参考にすることができます