Appleは本日10月17日(現地時間10月16日)、iPhone、iPadおよびiPod touch向け最新メジャーアップデートバージョン「iOS 11」のリリース後初となるiOS 11.1ベータ版第3弾「iOS 11.1 Beta 3(Build:15B5086a)」をデベロッパー向けにリリースしました。
今回リリースされたiOS 11.1 beta 3は、最初のベータ版「iOS 11.1 Beta」が9月28日にリリースされてから3週間、2度目となる「iOS 11.1 Beta 2」のリリース(10月10日)から1週間後のリリースとなります。
このiOS 11リリース初となるベータ版iOS 11.1では、「This beta version of iOS 11.1 contains bug fices and improvements.」とあるように、バグの修正と改善が主体のマイナーチェンジだと思われます。ただし、正式バージョンのiOS 11修正版「iOS 11.0.2」や「iOS 11.0.3」などのアップデートとは違い、小数点がひとつ上のバージョンであることから、主要なアップデートとしてオペレーティングシステムにいくつかの新しいマイナー機能を追加しています。
Apple Developerアカウントを有料で取得しているユーザーであれば、サイトにログインしてプロファイル「iOS Beta Software Profile」をiOSデバイスにインストールすることにより、「iOS 11.1 Beta 3」をデバイスに直接ダウンロード&インストールすることができます。
これにより、次回からは、ベータ版の設定プロファイルがiOSデバイスにインストールされている場合には、設定アプリから[一般]→[ソフトウェアアップデート]からOTA(Over The Air)でダウンロード&インストールすることができます。
また、Apple Developer Program登録ユーザー向けにiOS 11.1 beta 3に提供されましたが、同時にApple Beta Software Programのテスター登録者も利用可能となっています。
その他の各種OSベータ版
なお、iOS 11.1 Beta 3以外にも、MacOS、watchOS、tvOSなどの各種OSのベータ版が同時にリリースされています。また、Xcode 9.1の新しいベータ版も公開されました。その中には、MacOS、iOS、watchOS、tvOSの最新の技術革新と強力な機能を備えたアプリケーションを構築するためのSwift 4やSDKが含まれています。
- macOS High Sierra 10.13.1 beta 3
- watchOS 4.1 beta 3
- tvOS 11.1 beta 3