Nintendo Switch(ニンテンドー スイッチ)で、自作ソフトウェアを起動することができる「Homebrew Launcherがついにリリースされました!長い間、多くのユーザーに期待されながらリリースが遅れていたPlutoo氏によって開発されていた「Homebrew Launcher」がようやくダウンロード可能となっています。
これがあれば、Nintendo Switchユーザーが自らデバイスのシステムを変更して自作のソフトをインストールすることができるようになるので、このリリースはそうした人たちに長らく待たれていたものでした。
事前の予告通りに、「Homebrew Launcher」対応のNintendo Switchのファームウェアバージョンは3.0.0を実行しているSwitchコンソールにのみに適用しています。3.0.0以前のファームウェアバージョンで稼働するSwitchデバイスでは動作しません。つまり、「Homebrew Launcher」を使用するには、3.0.0ファームウェアにアップデートする必要があります。さすれば、「Homebrew Launcher」をインストールして、使用することが可能となります。
ただ、3.0.0以降のファームウェアバージョンにアップデートしている場合には、現在のところ、本体のファームウェアをダウングレードする方法がないので、このソフトウェアを使用することをあきめざるおえなく、3.0.0以降の互換性を備えたアップデートを待つ必要があります。
ということで、今回リリースされた「Homebrew Launcher」は特定のNintendo Switchファームウェアバージョンでしか使用することができません。せっかくのすばらしいニュースですが、現時点では多くのSwitch所有者にとって朗報とまでは言えないようです。
今のところ、iPhoneなどのiOSデバイスでの脱獄・非脱獄環境と違い、Nintendo Switchでの自作ソフトウェア環境はそれほど充実していません。ただ、ファームウェアバージョン3.0.0コンソール環境を有するユーザーで、自作ソフトウェアに関心がある場合には、GitHub上のコミュニティに情報が掲載されています。コミュニティはまだまだ活発とは言えませんが、これからの時間経過とともに成長することを期待することはできるでしょう。
開発者であるPlutoo氏は「Homebrew Launcher」についてのリリース情報を詳細に解説したページを用意してくれています。GitHubのページにあるこちらのリンクからこの情報は知ることができます。