LINEは、3月7日にiOS向け最新版「LINE 8.3.0」をリリースしましたが、今回のLINEアップデートでは画面構成に大きな変更が加えられました。従来の[その他]タブに変わって、新たに[ウォレット]タブが登場しています。今回のアップデートでのもっとも大きな変更てんと言えるものですね。
今回のアップデートでもっとも大きな変更である新たに登場した[ウォレット]は、LINEアプリを立ち上げて画面下の右サイドにあるお財布マークのアイコンをタップすることで、その内容を見ることができます。
この[ウォレット]タブを開くと、ウォレットと名付けられているように、料金・支払い関連の機能が集約されています。LINE Payの残高や、LINEポイント、LINEコインの残高までひと目でわかるようになり、また、LINE Payでの送金や支払いも行え、「+」ボタンからLINE Payのチャージも行うことができます。
LINE Payでは公共料金や通販などの請求書支払い機能が追加され、東京電力エナジーパートナーの電気利用料金請求書のバーコードをスキャンすることで、LINE Payでの支払いが可能になりました。忘れがちな公共料金の支払いをスマホ決済できるわけですが、今後も対応する請求書がどんどん増える予定とのことです。
また、もう一つ、[ウォレット]タブからは、クーポンへのアクセスが簡単にできるようになっています。今まで、クーポンに気づかずに使いそびれていたなんてこともあるかと思いますが、クーポンサービスがまとめられており、この画面から直接クーポンを利用することができます。
おすすめクーポンを確認するには、[ウォレット]タブを開いて「関連サービス」セクションにある「クーポン」をタップします。
この新しい「ウォレット」機能、スマホひとつで買い物が簡単に行え、お財布いらずで便利ではあります。今回のLINEアップデートは、同社サービスの「LINE Pay」普及のための方策の一環とも言えます。