Appleは毎年恒例の、そして同社最大の新作ハードやソフトウェアを開発者向けに発表する世界開発者会議、ワールドワイドデベロッパーカンファレンスWWDC 2018を現地時間6月4日(月)午前10時より基調講演が行われることを確認しました。すでに開催予定はあらかじめ告知されており、メディアの招待状の公式リリースにより再確認された形となりました。
このイベントは、現地時間の6月4日から8日までの5日間行われ、カリフォルニア州サンノゼのマッケナリー・コンベンションセンターで開催されます。80年代後半に始まったWWDCですが、当初はこの地サンノゼで行われており、2003年にサンフランシスコに移されました。そして昨年再び、かつての地サンノゼに戻って来たという経緯があります。
Appleの年次最大のカンファレンスでは、iOS、macOS、watchOS、tvOSなど、Appleの主要なプラットフォーム向けのアプリとサービスを制作する世界中の開発者が対象となっています。今回プレスやメディア向けに送付された招待状は以下のような感じです。
Woo! Can’t wait 😊 pic.twitter.com/OaCumW5ySd
— Zac Hall (@apollozac) 2018年5月22日
今回のイベント冒頭には、ティム・クック(Tim Cook)CEOが主催するオープニング基調講演の開催が予定されています。ここでは、Appleの現在の企業業績や将来のビジョン、新しいアイテムの導入などのさまざまな事柄について議論されることが想定されます。世界中の名だたるプレスやメディア、およびハイテクメディアは、この基調講演への出席できる切符を手に入れたというわけです。
オープニングの基調講演では、Appleの数々の最新OS、iPhoneやiPad向け「iOS 12」をはじめ、Apple Watch向け「watchOS 5」、Apple TV向け「tvOS 12」、そしてMac向けの「macOS 10.14」の最初の正式プレビューが公開されることになるでしょう。
また、13インチのRetinaディスプレイ搭載MacBookや新型HomePod、新しいiPadsなどのハードウェアが紹介される可能性も高いかもしれません。そして、Appleが新しいAirPowerアクセサリを発表するのではないかと期待する声もあります。これは本質的にQi互換の充電マットで、いつでも、そして複数のAppleデバイスに電力を無線で転送、充電することができるものです。
いつものように、期待を裏切らない今年のWWDCでありますようにと祈りながら、現地時間6月4日(月)午前10時の発表を待ちましょう。
▶︎Source & Photo:9to5Mac