【iOS 12】iOS 12でプリインストールされる新しい計測アプリ「Measure」の使用方法

昨年2017年9月にiPhoneやiPadといったiOS11を搭載した対応デバイスでARを楽しむことができる新機能「ARKit」がリリースされました。この拡張現実機能により、iPhoneを使って現実世界に情報を付加することが可能になりました。これにより、カメラで部屋を撮影すると、その空間の中に家具を置いて家具がフィットするかとか、スペース内にきっちり収まるかとかを仮想で楽しむことができるようになりました。

こうしたARを楽しめるようになった中で、数多くの計測アプリが公開されました。家全体を地図にするアプリとか、物を単に計測するアプリ、はたまたポイントAとポイントBの距離を測定するアプリなど、App Storeをのぞくとさまざまな計測アプリを見つけることができます。

Appleは、iOS 12で独自のAR機能を搭載した計測アプリ「Measure」をプリインストールする予定のようです。これにより、サードパーティ製の同様のアプリは生き残りをかけたサバイバルにさらされることになります。

Measure 1.1 (無料)

カテゴリ: ユーティリティ
販売元: iTunes K.K. – Apple（サイズ: 0.57 MB）
全てのバージョンの評価: （件の評価）

iPhone/iPadの両方に対応

この「Measure」アプリは現実世界の物体を測定する便利なツールで、iOSデバイスをメジャーに変えて使用することができます。Measureを使用すると、オブジェクトのサイズをすばやく測定でき、長方形のオブジェクトの寸法を自動的に指定することができます。

「Measure」アプリに対応したiOSデバイス

この現在App Storeに掲載されている「Measure」アプリを使うには、iOS 12を搭載した以下のiOSデバイスが必要です。

iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、12.9インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular、9.7インチiPad Pro、9.7インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular、iPad (第5世代)、iPad Wi-Fi + Cellular (第5世代)、12.9インチiPad Pro (第2世代)、12.9インチiPad Pro Wi‑Fi + Cellular (第2世代)、10.5インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro Wi‑Fi + Cellular、iPad (第6世代）、およびiPad Wi-Fi + Cellular（第6世代）に対応。

「Measure」アプリの特徴

線を引いて、その長さを水平および垂直の両方の次元で推定する。
長方形のオブジェクトを自動的に測定する。
メール、メッセージなどで友人と測定値を共有する。

Appleの計測アプリ「Measure」の使い方

AppleはiOS 12で、標準アプリとして物の大きさや距離を測ることのできる計測アプリ「Measure」をあらかじめプリインストールします。その使い方は以下のようにとても簡単です。興味がある場合には以下の手順をご覧ください。

まずは、プリインストールされている「Measure」アプリをホームで探すか、「Spotlight」で検索しましょう。
見つかったら、「Measure」アプリを起動します。
すると、カメラ機能が作動し、丸い円が表示されるので計測の起点としたい場所をタップします（ここで、「iPhoneを動かして開始」のアプリケーションからの指示が表示されます）。
指示に従ってiPhoneを動かすと、動いた空間をアプリが簡単に計測してくれます。
測定が終了したら、画面下部右サイドにある丸いシャッターボタンをタップすれば、画像を保存することができます。
物の大きさや距離を続けて測ることができます。また、前の計測値が不要であれば、画面右上の［消去］ボタンで消すこともできます。