Appleは12月6日(現地時間12月5日)、iPhone、iPadおよびiPod touch向けiOS 12.1初の修正バージョンとなる「iOS 12.1.1」をリリースしました。ちなみに、iOS 12になって初となるメジャーアップデート・バージョン「iOS 12.1」は10月31日(現地時間10月30日)に公開、リリースしています。
今回アップデートされた「iOS 12.1.1」では、FaceTimeのユーザーインターフェイスやFaceTime通話中にLive Photosを撮影可能にするなど、iPhoneおよびiPad向けの機能が各種追加されたのをはじめ、Face IDが一時的に利用できなくなる問題などのいくつかのバグが修正されました。
iOSデバイスでアップデートを行う場合には、[設定]アプリを立ち上げ、[設定]→[一般]→[ソフトウェアアップデート]より行うことが出来ます。
iOS 12.1.1のリリースノート
iOS 12.1.1では、iPhoneおよびiPad用の機能が追加され、バグも修正されました。以下の機能および改善が含まれます:
- iPhone XRで触覚タッチを使って通知のプレビューを表示可能
- iPhone XR、iPhone XS、およびiPhone XS MaxでeSIMを使ったデュアルSIMに対応した通信事業者をさらに追加
- FaceTime通話中に1回のタップで背面側カメラと前面側カメラを切り替えることが可能
- 1対1のFaceTime通話中にLive Photosを撮影可能
- iPadおよびiPod touchでWi-Fi通話時にリアルタイムテキスト(RTT)を使用可能
- 音声入力とVoiceOverの安定性を改善
以下のバグ修正が含まれます:
- Face IDが一時的に利用できなくなることがある問題を修正
- ユーザによってVisual Voicemailをダウンロードできないことがある問題に対処
- “メッセージ”で、中国語または日本語のキーボードから入力したときに予測変換の候補が表示されないことがある問題を修正
- “ボイスメモ”の録音がiCloudにアップロードされないことがある問題に対処
- 時間帯が自動的に更新されないことがある問題を修正
このリリースには、HomePodの以下の追加機能およびバグ修正も含まれます:
- 中国本土および香港でのサポート
- グループFaceTime通話中にHomePodのLEDが点灯
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:https://support.apple.com/kb/HT201222