Appleは2月8日(現地時間2月7日)、iPhone、iPadおよびiPod touch向けiOS 12.1での4度目となる修正バージョン「iOS 12.1.4」をリリースしました。ちなみに、iOS 12初となるメジャーアップデート・バージョン「iOS 12.1」は10月31日(現地時間10月30日)に公開、リリースされています。
今回アップデートされた「iOS 12.1.4」では、
iOS 12.1で追加された最大32人の人と同時チャットできる「グループ FaceTime」機能で発生していた、グループ通話での相手の応答前に音声が聞こえてしまうバグについての、いわゆる盗聴バグの修正が行われています。
このグループFaceTime機能に関する盗聴バグは、場合によってはカメラに撮った映像まで相手に送られてしまうというプライバシーポリシー違反の状態になってしまうことも発見されており、Appleではすぐにグループ通話機能を停止していました。グループFaceTime機能は、Apple側のサーバーを介してサービスが行われていましたが、このサーバー側の修正はすでに終えており、対応したソフトウェアアップデートの提供が待たれていました。
iOSデバイスでアップデートを行う場合には、[設定]アプリを立ち上げ、[設定]→[一般]→[ソフトウェアアップデート]より行うことが出来ます。
iOS 12.1.4のリリースノート
iOS 12.1.4には重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
このAppleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222