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iOS 10.1.1Build:14B150ファームウェア IPSWの機種別ダウンロードリンク(Appleオフィシャル・リンク)

Appleは本日11月10日(現地時間11月9日)、iOS 10.1.1(build:14B100)の修正版である「iOS 10.1.1(build:14B150)」をリリースしました。今回のアップデートは11月1日にリリースした「iOS 10.1.1」のバージョンのままビルドナンバーを「14B100」から「14B150」に変更してのリリースです。同一バージョンであることから「iOS 10.1.1」の仔細な修正が行われているものと思われます。

iOS101114B150IPSW

すでに「iOS 10.1.1(14B100)」にアップデートしている場合にはiOSデバイスの設定アプリ[ソフトウェアアップデート]にリリース情報は表示されません。iTunesでの「アップデート」限定となっています。マニュアルでアップデートする場合にはファームウェアをダウンロードしてiTunesで「iPhoneの復元」からiOS 10.1.1の再インストールを行います。手順はダウングレードを行う時と同様なので以下の記事を参考にしてみてください。

以下に「iOS 10.1(Build:14B150)ファームウェア」のダウンロードリンクを機種別に掲載しておきます。このダウンロードリンクは、すべてAppleのオフィシャル・リンクなのでダウンロードする際も安心です。必要に応じてご利用してください。また、「iOS 10.1.1Build:14B100ファームウェア」が必要な場合には以下のリンクからダウンロードすることができます。

iOS 10.1.1(14B150)ファームウェア IPSWの機種別ダウンロードリンク

iPhone

※iPhone 7/7Plusのファームウェアには「Global」と「GSM」があります。詳細については「iPhone 7/7Plusのファームウェアの見方」をご覧ください。

iPad

iPod

iPhone 7/7Plusのファームウェアの見方

上記のファームウエアでiPhone 7および7Plusを見ると「Global」と「GSM」の2通りがあります。現状ではどちらのダウンロードリンクでも同じファイルがダウンロードされます。ただ、今後ダウンロードファイルの内容が変わることも想定されます。iPhone 7/7Plusのファームウェアをダウンロードする際には、自分のiPhoneが「Global」か「GSM」を判断する必要があります。iTunesにデバイスを接続して「概要」ページで所有するiPhoneが「Global」か「GSM」を知ることができます。

  1. iPhoneをMacまたはWindows PCに接続して、iTunesを立ち上げます。デバイスが表示されたら、「概要」ページを開きます。左サイドのメニュー右横に「最大容量」「電話番号」「シリアル番号」が表記されているので、その「シリアル番号」欄をどこでもいいので「alt/option」ボタンを押しながらクリックしてください。
    Firmware_iPhone-01
  2. 「alt/option」ボタンを押しながらクリックすると、「シリアル番号」欄が「UDID」「ECID」などと切り替わります。「機種ID」が表示されたら、これが該当iPhoneのモデルということになります。
    Firmware_iPhone-02

上記表示例では「iPhone 9,1」となっており、ファームウェアの機種表示「iPhone 7 (Global)」を意味します。その他のも含めたiPhone 7/7Plusの各モデルは以下の通りです。

  • iPhone 9,1 → iPhone 7(Global)
  • iPhone 9,2 → iPhone 7 Plus(Global)
  • iPhone 9,3 → iPhone 7(GSM)
  • iPhone 9,4 → iPhone 7 Plus(GSM)

iOSファームウェアは、「ipsw」や「OFW(Official FirmWare)」などとも呼ばれるiPhoneやiPadなどiOSデバイス用OSです。但し、このiOSファームウェアだけではアップグレードもダウングレードも行うことが出来ません。その際に必要になるのが、Appleが認証発行するSHSH(Signature Hash)です。Appleの認証発行が停止されると、そのバージョンへのフォーマットが出来なくなります。

Appleは現段階(10月25日現在)においてダウングレードおよびアップグレード、再インストールできるバージョンは、今回掲載した11月1日リリースの「iOS 10.1.1」と10月25日に公開された「iOS 10.1」のみとなっています。ただ、「iOS 10.1.1」の場合には「iOS 10.1.1(build:14B100)」と「iOS 10.1.1(build:14B150)」が並存する状態となります。

先日まで署名発行していた「iOS 10.0.2」および「iOS 10.0.3」は今回の修正版「iOS 10.1.1」リリースと呼応するように署名(SHSH)発行を停止し、ダウングレードおよびアップグレード、再インストールすることはできなくなっています。


ファームウェアに含まれるECID(unique chip id)とSHSH、デバイスごとに与えられている16文字のECID以外に、許可証となるAppleが発行する「SHSH」があることでアップグレードやダウングレードを行うことができるわけです。だからと言って、現在はファームウェアとSHSHがあればいいというものではありません。A5チップ搭載機種以降のiOSデバイスでは、Appleがその時点で認証を発行していないiOS6.x以上のバージョンへの復元は出来なくなっています。

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ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!

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