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Apple、iOS 10.3 Beta 5を開発者向けにリリース

Appleは本日3月9日(現地時間3月8日)、iPhone、iPadおよびiPod touch向け次期アップデート版のベータ第3弾となる「iOS 10.3 Beta 5(Build:14E52609a)」をデベロッパー向けにリリースしました。また、同時に「watchOS 3.2 beta 5」「tvOS 10.2 beta 5」「Xcode 8.3 beta 4」もリリースされています。

iOS10.3beta5

今回のリリースはiOS 10.3最初のBeta版(1月25日)からほぼ6週間、Beta 2(2月7日)より4週間後、そして3回目のBeta 3(2月21日)より2週間後、前回リリースのBeta 4(2月28日)から1週間を経てのリリースです。前回同様、開発の最終段階として、iOS 10.3のブラッシュアップが主な内容となっているようです。そして、これがリリースされる5番目のベータ版であることを考えると、AppleはiOS 10.3の正式版を近々公開するものと思われます(来週あたり?)。

iOS10.3beta5_Update

iOS 10.3は、Appleの新しいファイルシステム「Apple File System(APFS)」やFind My AirPodsのサポート、CarPlayの改善、そしてiOS 11が64ビットのみであることを示唆する新しい32ビットアラートなどを含む重要なアップデートです。

Appleはまた、開発者がiOS 10.3でアプリレビューに返信する方法を紹介し、新しいシステム全体のアプリレビューリクエスト機能が追加される予定です。このための「App互換性」セクションも用意されています。iOS 10.3にはiCloud Analyticsも初めて含まれています。

App互換性」を確認するには、設定アプリから[設定]→[一般]→[情報]→[App]をタップして[App互換性]を表示することができます。一覧に表示されたアプリをタップしてバージョンアップ情報があればアップデートをうながし、そうでない場合にはそのアプリのアップデートが「App Storeにありません」情報が表示されるようになっています。

iOSの最新ベータ版iOS 10.3 Beta 5は、Appleのデベロッパープログラムに登録しているユーザーで、iPhone、iPad、またはiPod touchデバイスを持っているユーザーであればすぐにダウンロードすることができます。

すでにベータ版の設定プロファイルがiOSデバイスにインストールされている場合には、設定アプリから[一般]→[ソフトウェアアップデート]からOTA(Over The Air)でダウンロード&インストールすることができます。あるいは、iOS 10.3のIPSWファイルをAppleの開発者ポータルから直接ダウンロードし、iTunes経由でクリーンインストールすることもできます。

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ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!

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