Appleは本日7月11日(現地時間7月10日)、iPhone、iPadおよびiPod touch向け次期iOS 11のベータ第3弾となる「iOS 11 Beta 3(Build:15A5318g)」をデベロッパー向けにリリースしました。
今回のリリースはiOS 11 beta 1リリース(6月6日)から約1ヶ月、「iOS 11 Beta 2(6月22日)」から2週間余り後のリリースとなります。Appleのデベロッパープログラムに登録している開発者で、必要なアカウント権限を持っているユーザーは、互換性のあるすべてのiPhone、iPad、およびiPod touchのハードウェアで、この最新のアップデートをダウンロード&インストールすることができます。
Appleは今年2017年のWWDCのオープニングで行われた基調講演でiOS 11初のお披露目を行い、その当日に早くも最初のベータ版「iOS 11 beta 1」を開発者向けにリリースしました。そして、その2回目となる「iOS 11 Beta 2」を6月22日にリリース、そして今回の最新ベータ版のリリースにより、いよいよ次世代のiOS開発の方向性が確定します。通常2週間周期でベータ版リリースとなることが多いのですが、最近のAppleではスケジュールがやや乱れ気味、初回からBeta 2までで2週間ちょっと(正確には17日)、そして今回もやはり2週間ちょっと(今回は19日)たってのリリースとなっています。
権限のある開発者は、このiOS 11ベータ3のアップデートを即座に受けることができ、前回ベータ版に加えれたすべての変更、ブラッシュアップを確認することができます。そして、Appleは開発者からのフィードバックを直接受けることにより、それを反映させてiOS 11をさらにブラッシュアップさせていくことでしょう。
この最新iOS 11のベータ版は、有料の「Appleのデベロッパープログラム」に登録しているユーザーで、iPhone、iPad、またはiPod touchデバイスを持っているユーザーであれば、iOS 11 Beta 2のIPSWファイルをAppleの開発者ポータルから直接ダウンロードし、iTunes経由でクリーンインストールすることもできます。
すでにベータ版の設定プロファイルがiOSデバイスにインストールされている場合には、設定アプリから[一般]→[ソフトウェアアップデート]からOTA(Over The Air)でダウンロード&インストールすることができます。
ちなみに、iOS 11初のパブリックベータ版が6月27日に提供開始されており、今回の開発者向けiOS 11 Beta 3がリリースされたことで、間もなくApple Beta Software Programのテスター登録者向けにもリリースされると思われます。
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