Appleは本日、iOS 11初となるパブリックベータ版の提供を開始しました。開発者向けに限定されたベータ版が2度に渡り公開されていますが、今回初めてパブリックベータテスター向けに公開され、開発者以外の一般のユーザーもダウンロード&インストールできるようになりました。iOS 11は6月5日のWWDC(世界開発者会議)で発表され、当日そのベータ版が開発者向けにリリースされています。
Appleの「Apple Beta Software Program」に登録したテスターであれば、iOSデバイスに適切な証明書をインストールすることにより、Wi-Fi環境でiOS 11ベータ版のダウンロード&インストールを行うことができます。
Appleの「Apple Beta Software Program」に参加したい場合には、同サイトにアクセスしてサインアップすることができます。これにより、iOS 11をはじめ、macOS、tvOSの各種ベータ版を利用することができます。
ベータ版をインストールする際には、iTunesでの暗号化バックアップを取ることはもとより、できれば、メインで使用しているiPhoneは避けて別のデバイスで行うことをオススメします。iOS 11などの開発初期のベータ版は、多くのバグが存在している可能性が高く、システムとして安定していないため、どのような不具合があるか想定できないことに注意してください。
また、対応デバイスも限定されているので、自分のデバイスが対応しているかについても注意が必要です。
次期iOS 11はメジャーアップデートです。再設計されたコントロールセンターをはじめ、数々の新機能があります。