Appleは、バッテリが弱っているiPhoneでは突発的なシャットダウンを防ぐためにCPUの動作速度を抑制しているということを発表して以来、ユーザーから多くの批判を浴びました。Appleはこの批判に対応するために、現在2018年12月末までの予定でバッテリー交換料金の割引を実施しています。そして、今回古いバッテリーと新しいバッテリーに交換した後でのiPhone 6sのパフォーマンスを比較した動画が投稿され、多くのユーザーに衝撃を与えています。
バッテリー交換プログラムによる性能の改善について、多くのiPhoneユーザーはさい疑的でしたが、公開されたこの動画によると、新しいバッテリーに交換したiPhone 6sのパフォーマンスとスピードは劇的に改善していることがわかります。古いバッテリで動作するiPhone 6sは時の経過とともにそのスピードとパフォーマンスを大幅に減退させていたことを考えると、この違いは歴然です。
ベンチマークの結果もさることながら、YouTubeにアップされた動画が示すように、iPhone 6sの古いバッテリーを新しくすることにより、Webサイトからアプリの読み込みに至るまで、ほぼすべての面でパフォーマンスの改善が見られる可能性を示しています。
バッテリー交換前のiPhone 6sでは同様のタスクを完了するまでに5分45秒要したものが、新しいバッテリーを搭載したiPhone 6sでは4分33秒に短縮されています。
この結果を踏まえ、もしあなたが1年以上経った古いiPhone所有者である場合には、そして所有するiPhoneのパフォーマンスに不満がる場合には、Appleのバッテリー交換プログラムを利用して新しいバッテリーに交換してもらうという選択肢を検討する価値があるのではないでしょうか。パフォーマンスの改善にy掘り、不満の元となっていたiPhoneが愛着のある1台によみがえるかもしれません。
Source:Bennett Sorbo – YouTube