Appleは5月31日(現地時間5月30日)、昨日リリースされたiPhone、iPadおよびiPod touch向けの「iOS 11」4度目となるメジャーアップデートバージョン「iOS 11.4」リリース後初のマイナーバージョンアップ版である「iOS 11.4.1 Beta 1(Build:15G5054c)」がデベロッパー向けにリリースされました。
今回の「iOS 11.4.1」初のベータ版リリースは、5月30日にリリースされた「iOS 11.4」の翌日でのリリースとなります。iOS 11.4では、複数の部屋でオーディオ再生ができるAirPlay 2、HomePodのステレオペア対応、およびiCloudにメッセージを保管する機能が導入されました。そのほか、特定の文字列が“メッセージ”をクラッシュさせる問題を含む不具合やバグの修正も行われています。
iOS 11.4.1 betaでは、リリースノートに「contains bug fixes and improvements」とあるように、主にセキュリティパッチを含むバグ修正のためのリリースであると考えられます。
また、潜在的な新しいハードウェア(iPad ProやiPhone SE 2など)の隠れたサポートがWWDCで発表される可能性があり、そのための修正が含まれているかもしれませんが、現時点では今回のリリースで実際に何が変更されたのかわかりません。
Developerアカウントを有料で取得しているユーザーであれば、サイトにログインしてプロファイル「iOS Beta Software Profile」をiOSデバイスにインストールすることにより、「iOS 11.4.1 Beta 1」をデバイスに直接ダウンロード&インストールすることができます。
これにより、次回からは、ベータ版の設定プロファイルがiOSデバイスにインストールされている場合には、設定アプリから[一般]→[ソフトウェアアップデート]からOTA(Over The Air)でダウンロード&インストールすることができます。