iPhoneの標準写真アプリでは、写真のプレビュー時のズーム上限が決まっており、それ以上に拡大することは出来ません。今回見つかった“バグ”報告によると、ある方法でズームを行うと、このズームの上限を無視して無限に拡大することが出来るというもの。
この無限ズームは、iPhoneの標準写真アプリで写真を開いて[編集]で[トリミング]アイコンをタップ、90度回転させて拡大してゆくというものです。通常は、以下のように拡大の上限が設定されており、左がオリジナルの写真ですが、右側の画像程度までしか拡大することが出来ません。
iOS写真アプリで無限ズームする手順
この無限ズームを実際に行うには、以下のような手順で行います。
- iOSの写真アプリを立ち上げて、アプリ内の任意の写真を選択、画面右上の[編集]ボタンをタップします。
- [編集]画面で画面下の[トリミング]ボタンをタップします。
- [トリミング]アイコンをタップすると、画面左下に[回転]アイコンが表示されます。この[回転]アイコンをタップして画像を90度回転させます。
- [完了]ボタンをタップします。
- 最初の表示画面に戻ります。ここでピンチアウトして拡大していきましょう。
- 写真を拡大していくと、拡大の上限を無視して無限ズーム、信じられないほどズームを繰り返し行っていくことが出来るようになります。
こうしたバグの多くの場合と同様に、写真アプリを終了するか、別の画像を選択すると、この極端なズーム機能は失われます。
iOS 9.3.2を実行しているiPhone 5、iPhone 6およびiPhone 6sで試したところ、同様の現象を確認することが出来ました。ただ、この“バグ”がiOSの特性としてなのか、デバイス固有のものであるかは不明です。この無限ズームは“バグ”の可能性が高く、おそらくiOSの次期バージョンでこの現象をAppleは修正してくることと思われます。
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ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!