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iOS 9.3.5ファームウェア IPSWの機種別ダウンロードリンク(Appleオフィシャル・リンク)

Appleは、iPhone、iPad、およびiPod touchのiOSデバイス向けオペレーティングシステム正式版「iOS 9.3.5」をリリースしました。今回のアップデートでは、重要なセキュリティコードの脆弱性、通称「Trident」と呼ばれる3つのゼロデイ脆弱性の修正が含まれています。

iOS-iOS935IPSW

今回のアップデートについては、Appleだけでなく「Trident」を発見したセキュリティ企業「Lookout, Inc」も、すべてのユーザーにアップデートを強く推奨しています。

ただ、iOS 10ベータ版を試した後で正規版の最新バージョンiOS 9.3.5へのダウングレードや再インストール、何らかの理由でのアップグレードなどでは「iOS 9.3.5ファームウェア(IPSW)」が直接必要になることもあります。以下に「iOS 9.3.5ファームウェア IPSW」のダウンロードリンクを機種別に掲載しておきます。必要に応じて利用してください。なお、このダウンロードリンクは、Appleのオフィシャル・リンクなので安心です。

iOS 9.3.5の機種別IPSWダウンロードリンク

iPhone

iPad

iPod

iOSファームウェアは、「ipsw」や「OFW(Official FirmWare)」などとも呼ばれるiPhoneやiPadなどiOSデバイス用OSです。但し、このiOSファームウェアだけではアップグレードもダウングレードも行うことが出来ません。その際に必要になるのが、Appleが認証発行するSHSH(Signature Hash)です。Appleの認証発行が停止されると、そのバージョンへのフォーマットが出来なくなります。

Appleは昨日8月25日に「iOS 9.3.2およびiOS 9.3.3」の認証発行を署名停止しました。現在、ダウングレード及びフォーマット出来るバージョンは、8月5日に公開された「iOS 9.3.4」か本日リリースされた「iOS 9.3.5」となっています。


ファームウェアに含まれるECID(unique chip id)とSHSH、デバイスごとに与えられている16文字のECID以外に、許可証となるAppleが発行する「SHSH」があることでアップグレードやダウングレードを行うことができるわけです。だからと言って、現在はファームウェアとSHSHがあればいいというものではありません。A5チップ搭載機種以降のiOSデバイスでは、Appleがその時点で認証を発行していないiOS6.x以上のバージョンへの復元は出来なくなっています。

また、“脱獄”している場合には、現時点(8月26日現在)で「iOS 9.3.4」および「iOS 9.3.5」へのアップデートは行わない方が賢明です。“脱獄”を解除したい場合には、セキュリティ面からも最新バージョンのiOS正規版をインストールしましょう!そうでなければ、現在上記のバージョンでは“脱獄”できないので、間違えてアップデートしてしまった場合には、下位のバージョンへダウングレードすることをオススメします。

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ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!

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