Appleは、iPhone、iPad、およびiPod touchのiOSデバイス向けオペレーティングシステムのメジャーアップデートとなる「iOS 10」の３度目となる修正版「iOS 10.0.3」をリリースしました。今回のアップデートでは、iPhone 7および7 Plusでモバイルデータ通信の接続が一時的に切れてしまう不具合が発生している一部のキャリア向けに修正が行われているようです。
このページでは、本日10月18日にダウンロードリンクが公開されたiOS 10.0.3ファームウェアのダウンロードリンクを機種別に掲載します。このダウンロードリンクは、すべてAppleのオフィシャル・リンクなのでダウンロードする際も安心です。
iOS 10最新版「iOS 10.0.3」へのアップデートリンクとして、あるいは次期バージョンが出た際にインストールしたものの、不具合やバグが発生してやむなく「iOS 10.0.3」へのダウングレードがしたいときなどに役立ちます。また、何らかの理由でのアップグレードおよびダウングレードする際には「iOS 10.0.3ファームウェア（IPSW）」が直接必要になります。再インストールする際にも必要なものです。その際には是非お役立てください。
以下に「iOS 10.0.3ファームウェア（IPSW）」のダウンロードリンクを機種別に掲載しておきます。必要に応じてご利用してください。なお、このダウンロードリンクは、Appleのオフィシャル・リンクなので安心です。
iOS 10.0.3ファームウェア IPSWの機種別ダウンロードリンク
iPhone
iOSファームウェアは、「ipsw」や「OFW（Official FirmWare）」などとも呼ばれるiPhoneやiPadなどiOSデバイス用OSです。但し、このiOSファームウェアだけではアップグレードもダウングレードも行うことが出来ません。その際に必要になるのが、Appleが認証発行するSHSH（Signature Hash）です。Appleの認証発行が停止されると、そのバージョンへのフォーマットが出来なくなります。
Appleは現段階（10月18日現在）においてダウングレードおよびアップグレードできるバージョンは、8月26日に公開された「iOS 9.3.5」と9月14日にリリースされた「iOS 10.0.1」、9月26日リリースの「iOS 10.0.2」、そして今日10月18日公開の「iOS 10.0.3」ということになります。４つのバージョンをまたいでアップデート及びダウングレード出来る状態というのはちょっと異例ですね。ちなみに、「iOS 10.0.3」についてはiPhone 7および7 Plus向けですので、それ以前のiOSデバイスでは使用できません。
ファームウェアに含まれるECID（unique chip id）とSHSH、デバイスごとに与えられている16文字のECID以外に、許可証となるAppleが発行する「SHSH」があることでアップグレードやダウングレードを行うことができるわけです。だからと言って、現在はファームウェアとSHSHがあればいいというものではありません。A5チップ搭載機種以降のiOSデバイスでは、Appleがその時点で認証を発行していないiOS6.x以上のバージョンへの復元は出来なくなっています。
