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バッテリー問題:iOS 10.2アップデートでより問題が悪化した!?Appleの早急な対応を!

AppleがiOSの最新バージョン「iOS 10.2」をリリースしてからすでに2週間がたちました。このアップデートで解決されるかと思われた「iOS 10.1.1で発生したバッテリー問題」でしたが、少なくとも一部のiPhoneユーザーにとっては解決どころか、悪化しているようです。

iOS102_BatteryLifeDrain

iOS 10.2アップデートでは、TV App(米国のみ)を含めた新機能が導入されるなどいくつかの機能追加のほか、多くの機能改善が行われたものの、最も問題視されていたバッテリー問題については未解決のままでした。

Appleはこのバッテリ問題について認めるとともに、「バッテリー無料交換プログラム」を公開しました。ただ、2015年9月から10月に製造されたiPhone 6sの一部モデルというAppleの主張に反して事態は悪化しているように見受けられます。

多くのユーザーがApple サポートコミュニティなどを通して、iPhone 6sを含めたさまざまなiPhoneモデルで、このバッテリー問題を訴えています。その中のひとり、RicardoJBさんは以下のように訴えているとニュースブログサイト「Redmond Pie」が報じています。

iOS 10.2 actually made the problem worse. The battery percentage seems to get stuck at some level for a while, even with battery draining apps such as Pokemon GO running, then it drops different percentages at different moments, it’s really random.

実際にiOS 10.2では問題が悪化した。」として、その症状として「バッテリーが異なる瞬間に異なるパーセンテージでランダムに急激に減る」とのことです。その症状の詳細については以下のとおりです。

For example, today I went out with nearly 90% battery, I open pokemon go and I know that drains the battery, so kind of quickly it went down to 80%, normal.

I was using a transit tracking app (of course uses GPS like pokemon go) and by the time I got on the bus, the battery dropped suddenly 10%. I used my phone very little then and then the battery dropped another 20% (it wasn’t going down quickly, just dropped 20% at once), so I was at about 45%, I went home and it went down to 36%, plugged the phone and oh miracle… 76%.

It’s not the battery, it would be if the phone went rapidly from let’s say 20% to zero and it would always be the same, this is random, happens at any time with any percentage.

バッテリー残量90%でポケモンGOを起動したとこと、バッテリーの消耗が激しいアプリなのですぐに80%まで減った。そしてGPSを使用するトランジット(乗り換え)アプリを使ってバスに乗る時に突然10%減少、その後デバイスを使っていないにもかかわらずいきなり20%減り、残量は45%になり、家に着いた時には36%まで落ちていたが、電源プラグに差し込んだ途端に76%までいきなり回復した。

ということで、いきなりフリーズするわけではなく、段階的にバッテリー残量の表示がおかしくなっているようです。わたしの持っていたiPhone 6s(バッテリー無料交換プログラム該当モデル)では、バッテリー残量が30%あたりになるといきなり電源がシャットダウンしました。この症状も毎回ではなく、シャットダウンしない場合もあったりして予測不可能でした。

iOS 10.2でも所有しているデバイスによって症状が異なるようです。「iOS 10.2」にアップデートしてこうした症状が頻繁に起こるようになった場合には「iOS 10.2」以前のバージョンにダウングレードして様子を見るのも手ですが、Appleは「iOS 10.2」以前のバージョン「iOS 10.1.1」「iOS 10.1」ともに署名を12月21日に停止しています。

なので、多くのユーザーの使用するiPhoneのiOSバージョンは「iOS 10.2」となっていると考えられます。その場合、次期アップデート「iOS 10.2.1」を待つしかないのですが、このソフトウェアアップデートでの対処ではなく、Appleに早急に対処してもらいたい問題ではあります。


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ガジェット好きなオヤジです。iPhoneやMac・PCを使っていて、ふとしたときに感じた疑問なんかを自分なりに解決した記事を書いていきます。また、時には楽しい動画なんかもアップしていくつもりです。どうぞよろしく!

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