Appleは本日2月7日(現地時間2月6日)、iPhone、iPadおよびiPod touch向け次期アップデート版のベータ第2弾となる「iOS 10.3 Beta 2(Build:14E5239e)」をデベロッパー向けにリリースしました。
今回のリリースはiOS 10.3 beta 1リリース(1月25日)から約2週間後のリリースとなり、iOS 10.3の今後の進化を占うことのできるアップデートです。
iOS 10.3は、バグの修正や安定性の改善などのマイナーアップデートではなく、新しいファイルシステムなどを含む重要なアップデートです。iOS 10.3 beta 1に引き続いてFind My AirPodsのサポート、CarPlayの改善、Appleの新しいファイルシステム「Apple File System(APFS)」などが含まれるほか、iOS 11で64bitのみとなるアプリについての新しい32bitについてのアラートの詳細ボタンの追加などが含まれます。
iOSの最新ベータ版iOS 10.3 Beta 2は、Appleのデベロッパープログラムに登録しているユーザーで、iPhone、iPad、またはiPod touchデバイスを持っているユーザーであればすぐにダウンロードすることができます。
すでにベータ版の設定プロファイルがiOSデバイスにインストールされている場合には、設定アプリから[一般]→[ソフトウェアアップデート]からOTA(Over The Air)でダウンロード&インストールすることができます。あるいは、iOS 10.3のIPSWファイルをAppleの開発者ポータルから直接ダウンロードし、iTunes経由でクリーンインストールすることもできます。