Appleは2月20日(現地時間2月19日)、iPhone、iPadおよびiPod touch向けiOS 11.2としては4度目となる修正バージョン「iOS 11.2.6」をリリースしました。互換性のあるiPhone、iPad、およびiPod touchを搭載したiOSデバイス ユーザーは、改善、機能追加、または安定性を強化したこの最新のファームウェアをダウンロード&インストールできるようになりました。
12月3日にリリースされた「iOS 11.2」、auユーザーのアクティベーションできない問題や“ホーム” Appのリモートアクセス問題に対応した修正バージョン「iOS 11.2.1」のリリース(12月14日)からほぼ2ヶ月、2度目の修正バージョン「iOS 11.2.2」リリース(1月9日)から1ヶ月あまり、そして3度目の修正バージョン「iOS 11.2.5」リリース(1月24日)からほぼ4週間あまりでの4度目の修正版リリースとなります。
また、一部の他社製のAppが外部アクセサリに接続できない問題についても修正が行われています。
修正内容は、先日問題となっていた特定の文字列を使用するとAppがクラッシュする問題の修正に対応しています。これは、インド南部で使用されているテルグ語の一文字を受信するだけでiPhoneがクラッシュし、アプリも起動できなくなるというバグで、Appleでは次期バージョンアップで対応することを表明していました。
iOS 11.2.6リリースノート
iOS 11.2.6には、以下のiPhoneまたはiPadのバグの修正が含まれます:
- 特定の文字列を使用するとAppがクラッシュする問題を修正
- 一部の他社製のAppが外部アクセサリに接続できない問題を修正
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
なお、iOS 11に対応するデバイスは、64bitデバイスのみとなっており、32bitデバイスである「iPhone 5」「iPhone 5c」および「iPad (第4世代)」は対象外となっています。
iOSデバイスでアップデートを行う場合には、[設定]アプリを立ち上げ、[設定]→[一般]→[ソフトウェアアップデート]より行うことが出来ます。