ITUNESは、ビデオ変換がよりパワフルで柔軟になるアプリ「Compressor」をアップデートし、Mac向け最新バージョン「Compressor 4.3」をリリースしました。
今回のバージョンアップでは、バッチや設定の表示を効率化したり、不要な圧縮を回避したりするなど、ほかにも様々な動作環境の改良が行われています。
「Compressor 4.3」の新機能
- 新しいダークインターフェイスでビデオに集中、バッチや設定の表示を効率化
- インスペクタにビデオファイルやオーディオファイルの詳細情報を表示
- 標準のRec. 601およびRec. 709の色空間またはWIde Gamut Rec. 2020の色空間でビデオを配信
- iTunes Storeパッケージのプレビューで、代替オーディオ、クローズドキャプション、または字幕をオーディションして同期を確認
- iTunes Storeパッケージのメディアパススルーにより、不要な圧縮を回避
- iTunes Storeパッケージのプレビューで、素材の再生中にオーディオストリームをシームレスに切り替えて確認を高速化
- バッチの警告およびエラーメッセージに、対策に役立つ詳細なメモを表示
- 複数の色空間やより大きなビット深度のサポートなど、静止画像に関する機能が向上
- DPX、Cineon、OpenEXRの静止画像をサポート
- OpenEXRイメージシーケンスをサポート
- DPXのサポートを強化。カラー情報、ピクセルのアスペクト比、インターレース、タイミングの解釈の精度が向上
- フレームレート変換、インターレース、拡大/縮小、オプティカルフローのリタイミング、エフェクト、色空間の変換などのイメージ処理のパフォーマンスが向上
- 最適なビット深度の自動選択により、トランスコーディング、色処理、エフェクトの品質が向上
- CPU処理およびGPU処理を効率化
- 新しいDVDディスクテンプレートにより、メニューと背景のオプションが増加
- DVDオーサリングに新しいオプションが追加され、再生のループ、モーションメニューの追加、メニューイメージのカスタマイズが可能
スクリーンショット