Microsoftは昨年10月にMacBook ProのTouch Barをサポートした「Office 2016 for Mac」の新機能を公開していましたが、そのMacBook ProのTouch Barをサポートしたバージョン15.31アップデート版をInsider Slowメンバー向けに公開しました。
このTouch Barをサポート機能は、「Office 2016 for Mac」の2月のアップデートによりInsider Slowメンバー向けに公開されたもの。バージョンナンバーは”15.31”で利用可能です。なお、このTouch Barの新機能は、Office Insiderに参加されているユーザーのみです。
Insider Slowメンバーは、 アップデートを自動的に受け取ることを選択していればアップデートするように促すメッセージが表示されます。待ちたくない場合や、アップデートを手動で受け取ることを選択している場合には、いずれかのOffice 2016 for Mac アプリケーションを起動して[ヘルプ]→[更新プログラムのチェック]の順にクリックすることで行うことができます。
今回の2月アップデートでは、リスクを最小限に抑えて完全にサポートされたビルドとしてInsider Slowメンバー向けに提供されているので、まだOffice Insider登録していないユーザーもInsiderプログラムに登録して、最新のビルドを体験してもいいかもしれませんね。Office Insiderプログラムへの登録はこちらから。
最新のビルド「Office 2016 for Mac 15.31」をインストールすると、Word、Excel、PowerPointなどのすべてのOfficeアプリでTouch Barサポートが表示されます。
Photo:MacStories
Wordのフォーカスモードでは、リボンが画面から削除され、小さなタッチスクリーンに配置されます。Excelでは、Touch Barに直前に使用された機能、カラーセル、およびチャートが一覧表示されます。PowerPointでは、Touch Barメニューにプレゼンテーションのスライド概要が表示され、スライドの順序を変更することができます。また、Outlookではカレンダーの予定を表示するための今日のビューを含む独自のTouch Barメニューが設定でき、メールを書き込むときに直近で使用したドキュメントの一覧を表示します。