長い間、MicrosoftのXboxファンとして過ごしてきたユーザーであれば、XBMC(Xbox Media Center)を覚えている方も多いんじゃないでしょうか。このXBMCは、もともと初代Xboxのメディアセンターアプリケーションとして作成されましたが、次第にXbox以外のAndroidやiOS、BSDなどのOSに移植され、クロスプラットフォーム化していったものの、本家のXboxでのサポートは中止され、名称もKodiに変更されました。
そのKodiがUWP(Universal Windows Platform)アプリとして、再びXboxに戻ってきました。正確にはXbox Oneで利用できるようになりました。これはWindowsアプリケーション開発者イベント「Windows Developer Day(WDD)」で、Kodiが完全なUWPアプリに変換されると発表されたもの。
Kodiは、非営利組織であるXBMC Foundationにて開発されている無料のオープンソースメディアプレイヤーアプリケーションです。Windowsはもとより、macOS、LinuxやAndroid、iOSなどの主要のOSに対応しています。バージョン13までは「XBMC」という名称で、バージョン14から「Kodi」と名称を変更しました。
Kodiの最新バージョンは、現在ダウンロードできる正式版のバージョンはKodi 17(Krypton)で、iOS、Android、MacやWindows向けにリリースされています。現在、次期バージョン「Kodi 18(Leia)」が開発されており、まもなくXbox Oneでも利用できるようになるものと思われます。Xboxユーザーにとっては朗報ですね。
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