Mozillaは、Windows、MacおよびLinux向けメールクライアント「Thunderbird」の修正バージョン「Thunderbird 52.1.0」をリリースしました。
今回のアップデートは、メールを作成するときに背景画像が動作しないなどの埋め込まれた画像についてのいくつかの問題を解決しています。また、Google OAuthの設定時に次のステップに進まなくなってしまう不具合に対処しています。
既知の問題点としては、特定の状況下で多数の空白ページが印刷されてしまうなどが明記されています。そのほかにも、McAfee Anti-SPAMアドオンとの非互換性によるクラッシュ問題解決方法として、Thunderbirdをセーフモードで起動し、McAfee Anti-Spam Extensionを無効にするなどの対処方法が取り上げられています。
Thunderbird 52.1.0の変更点
修正
- 背景画像が表示されないなど、メッセージ編集時の埋め込み画像に関する問題を修正しました。
- Google OAuth 設定時に次の手順へ進まない場合がある問題を修正しました。
既知の問題点
- 特定の状況下で大量の空白ページが印刷されてしまいます。
- オフライン用の同期が行われていない IMAP フォルダーにメッセージが保管されている場合、大きな添付ファイルが正しく表示あるいは保存されません。回避策: browser.cache.memory.max_entry_size の設定値を -1 (無制限) に変更した上で、整数設定 browser.cache.memory.capacity を作成し、その値を 200000 (200 MB、メッセージ 1 通につき 25 MB) としてください。
- McAfee Anti-Spam アドオンとの非互換性によってクラッシュが発生します。回避策: セーフモードで起動し、このアドオンを無効化してください。
- IMAP フォルダーの最適化中にクラッシュが発生します。
なお、Windows、Mac、Linux向けメールクライアント「Thunderbird」の最新バージョンは、既存のすべてのユーザーは自動的にアップデートすることが出来ます。
また、新規にダウンロードする場合などでは、MozillaのThunderbirdダウンロードサイトからダウンロードすることができます。
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