Mozillaは2017年10月27日、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けの最新修正バージョン「Firefox 56.0.2」をリリースしました。
今回のFirefoxデスクトップ向け修正版は、9月29日にリリースされたFirefox 56.0の2度目の修正バージョンとなります。前回、10月10日のFirefox 56.0.1では、64bit版Windows 7環境下でクラッシュする問題を修正しています。このバージョンはWindows向けのみのリリースで、MacやLinuxには反映しませんでした。
今回はWindows、Mac、Linuxなどすべてのデスクトップ向けにアップデートされ、ユーザー設定に応じてフォームの自動保管が完全に無効化されるようにしました。また、Windows 7 上での動画関連のクラッシュ問題、64ビット版 GSSAPI認証の判別、終了時のクラッシュ問題など、前回修正バージョンでの未解決の問題が修正されました。
Firefox 56.0.2デスクトップ版リリースノート
修正点
- ユーザー設定に応じてフォームの自動保管が完全に無効化されるようにしました。(Bug 1404531)
- Windows 7上での動画関連のクラッシュを修正しました。(Bug 1409141)
- 64 ビット版 GSSAPI 認証の判別を修正しました。(Bug 1409275)
- 終了時のクラッシュを修正しました。(Bug 1404105)
Mozillaは、6〜8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 57」は名称を「Firefox Quantum」に変更し、2017年11月14日(火)のリリース予定となっています。