Windowsとは、Microsoftが主にパソコン向けに開発したOS(オペレーティングシステム)のシリーズ名です。WinHistory.deは、1987年に登場した初代Windows 1.0から現行のWindows 10までの約30年におよぶWindowsの歴史を振り返ることが出来るサイト。歴代Windowsの起動音を楽しめるだけでなく、インストール画面をはじめとしたスクリーンショットを見ることが出来ます。また、各バージョンのコードネーム、リリース日、CPU、提供形態、価格などのスペックを知ることも出来ます。
一大センセーションを起こしたWindows 95や過去のバージョンの起動音を聞いて若い頃を懐かしんで感涙、思い出がよみがえる50代以上のユーザーの方もいるんじゃないでしょうか。また、現在のテクノロジーに慣れている10代・20代のユーザーの方にとってはレトロを感じられるかもしれません。
Windows 1から始まるWindowsバージョンの中で、起動音が採用されたのはWindows 3.1からのようです。歴代Windowsの起動音を楽しみたい方はこちらのサイト「Windows Startsounds」から。
起動音を聞いているだけでも、その当時を知る人にとっては感涙モノ? ファンファーレで起動するWindows 3.1をはじめ、Windows 95、Windows 98、Windows XPの起動音、いかがですか?
ちなみに、 Windows 95の起動音「The Microsoft Sound」は作曲家ブライアン・イーノ、Windows XPの起動音は作曲家ビル・ブラウンの作曲となっています。Windows XPの起動音、OS上では5秒ほどですが、「こちらのサイト」では1分近いフルバージョンを聞くことが出来ます。Windows Vistaの起動音は、キング・クリムゾンのギタリスト兼リーダーロバート・フリップによるものです。このWindows Vistaの起動音を最後にそれ以後は更新されておらず、起動音自体の変更も出来ないようになっているようです。
Windows 8では起動音が再生されないように初期設定でなっているものの、「サウンド」のプロパティから再生設定が行えるようになっています。
また、Windowsの歴史だけでなく、MicrosoftのWindows以前のOS、「MS-DOS」や「MS-OS/2」「MS-BOB」などについても同様にスクリーンショットを交えて知ることが出来ます。ただし、WinHistory.deはほとんどがドイツ語となっているので、起動音の再生やスクリーンショットを見て楽しむのがいいかも…。
▶︎Die Windows History: Die Geschichte von Windows.