Mozillaは2018年5月1日(現地時間4月30日)、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザFirefoxのメジャーアップデート版として登場した「Firefox 59.0」の3度目となる修正バージョン「Firefox 59.0.3」をリリースしました。
Firefox 59では、ページの読み込み時間をさらに短縮する「Race Cache With Network」という新しい機能が追加されて、さらなるブラウジングの高速化が図られています。
今回のバージョンアップでは、Windows 10 April 2018 Updateでの互換性問題の不具合を修正しています。Windows 10での互換性問題の修正ということで、MacおよびAndroid版バージョン「59.0.2」については、この不具合の影響はないので、修正バージョンも提供されていません。
Firefox 59.0.3デスクトップ版リリースノート
修正
- Windows 10 April 2018 Updateにおける互換性の問題を修正 (Bug 1452619)
なお、Firefox 59.0.3は Windowsのみ(Mac、Linux、そしてAndroid版は提供されていません)がMozillaウェブサイトよりダウンロード可能となっています。なお、Windows、Mac OS X、Linux 版の既存のFirefox ユーザには自動アップデート経由で、Android版ユーザであればGoogle Play ストア経由でアップデートが提供されます。ただし、手動でアップデートすることも、もちろん可能です。
Mozillaは、6〜8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 60」は2018年5月9日(水)のリリース予定となっています。