YouTubeは今年2018年10月より、ハリウッド映画を無料で全編視聴できる公式チャンネルから配信、公開しはじめたようです。ただし、提供されている映画リストは最新のハリウッドの大ヒット映画ではないのでがっかりしないでください。けれど、往年の名作「ターミネーター」や「ロッキー」などが含まれています。無料で公開されているこれらの映画には広告がもれなく付属していますが、長編映画が全編無料でストリーミング視聴できるのであれば、我慢しますか。
こうなれば、Netflixや Huluなどのストリーミングサービスは霞んでしまうかもしれません。広告付きとはいえ、無料で視聴できるとあれば、映画の見方も変わるかもしれません。海賊版を見ていたあなた、もはや時代は変わり、YouTubeがストリーミングニーズを満たしてくれる新しいスタンダードになるかもしれません。
このYouTubeによる視聴者向けの広告を掲載して無料でハリウッド映画を視聴できるストリーミングサービスは、今のところ「ターミネーター」や「ロッキー」などのハリウッド映画の名作、および「エージェント・コーディ」「キューティー・ブロンド」などのコメディ映画、「スリープオーバー」なんていう青春映画、ファミリー向け映画など99本のコンテンツが公開されています。ただし、現時点でのこの「Free to watch」チャンネルへの日本からの視聴はできません(残念!)。
が、YouTubeのプロダクトマネジメント担当ディレクターのRohit Dhawan氏によれば、今後驚くべき速度で急速に拡大していく可能性があるとしています。いつの日か日本でも視聴可能になる日が来ないとは限りません。
もちろん、YouTubeは現在、有料の音楽やストリーミングサービスも提供しています。Ad Ageによれば、YouTubeが10月から提供を開始した「Free to watch」は、広告でサポートされているコンテンツにアクセスすることで視聴者に無料視聴チャンネルを提供しています。いわゆる「広告付きにすることで映画などの映像を無料でストリーミング配信するサービス」というものです。
Source:Ad Age