Mozillaは2019年2月26日(現地時間2月25日)、Windows PC、MacおよびLinux向けメールクライアントThunderbirdの最新バージョン「Thunderbird 60.5.2」をリリースしました。
今回のアップデートでは、Windowsの特定の環境での”送る > メール受信者” 操作を行った際にクラッシュする問題や、Outlookから送信されたメッセージでのS/MIME証明書の検証問題などが修正されました。
Thunderbird 60.5.2リリース ノート
修正
- Windowsの特定の環境において、”送る > メール受信者” の操作を行うとクラッシュする問題を修正 (MAPI インターフェイス)
- MAPISendMail での UTF-8 サポート
- Outlookから送信されたメッセージにおける S/MIME 証明書の検証に関する問題を修正 (バージョン 60.5.1 で発生)
既知の問題
- Mozilla プラットフォームの変更により、Windows のネットワーク共有においてドライブレターが割り当てられていたプロファイルは、UNC で認識される
- チャット: Twitter.com での API の変更により、Twitter が機能しない
ThunderbirdのカレンダーアドオンであるLightningをインストールしている場合には、Windows、Mac、Linux向けメールクライアント「Thunderbird」の新しいバージョンに合わせて自動的に更新されます。
ただ、既存のThunderbird 5以降からの自動アップデートは停止されているので、以下のようにメニュー「Mozilla Thunderbirdについて」から新規ダウンロードを行う必要があります。
システム要件
- Windows:Windows 7、Windows Server 2008 R2以降
- Mac:Mac OS X 10.9以降
- Linux:GTK + 3.4以上。
また、新規にダウンロードする場合などでは、MozillaのThunderbirdダウンロードサイトからダウンロードすることができます。